今も変わらない、大切にしていること
初めましての方も、そうでない方も本記事にアクセス頂きありがとうございます!
精神科作業療法士11年目の私が新人・若手の頃を振り返っているシリーズ第3弾(最終回)です。
今回の記事で期待できることは
これまでの記事はこちらから
当時は『3年目までに自分がある程度出来上がる。その後に大きく影響する。』と先輩方は仰っていました。
その3年目について、本日も総括資料を手元に置きながら綴っていきます。
3年目の振り返り
全体を通して
上記の中から、いくつか抽出して総括資料に記載しているメモに今の気持ちを加えて記載したいと思います。
まずは
「②身近なところに情報やきっかけは沢山ある。」
院内だけに限らず、WRAP(元気回復行動プラン)やCOT研究会(認知作業療法研究会)、東京都作業療法士会教育部部員といった院外の方々との繋がりが生まれて来たことで見える世界が広がってきました。
「③今までの動きでは不十分と感じる。」
これは、これまで2人で運営していた作業療法プログラム等が一人になったことで視野が狭くなり客観性に乏しくなることが増えました。
時間に余裕を持ったり、準備をどうするか、効率の良さ等を考えることが増えました。
自分の使い方、他者へ何を依頼するか等を考える必要性が高まったと感じます。
「⑥OTのヒントは生活の中にある」
対象者へ対してという視点ももちろんですが、ここでは自分の強みをどう活かして臨床を展開するかという意味合いが強いです。
私、創作が好きでしてOT室にあるような道具を家でも用意して休日にものづくりをしたりもしてました。
また趣味としてバンドMAN WITH A MISSION が好きな加藤はそこからアイディアを頂きました。
(ライブに行き過ぎて有給が足りなくなる一歩手前までいったのも懐かしい思い出です笑)
当時は獅子舞を毎年レンタルしておりましたが、いつでも必要な時に使えるように「作ってみよう!」ということで作成しました。
費用は3000円くらいだったと記憶してます。
今も使われているかな??
自分が作成した獅子舞で対象者の方々の笑顔や反応があれだけ引き出せた経験は今でも忘れません!!
写真などで共有できないのが残念です。
来年度(4年目)に向けて
テーマは「挑戦、学び、発信」
この時期から院内だけでなく院外に出ていく大切さを強く感じるようになっていました。院外で得たものを院内組織へ・目の前の対象者へ還元する、こういった循環を意識するようになっていました。
最後に
色々なことに興味を持とう!ということが非常に重要だと思います。
私自身、自分というものは自分の意志や行動に加え、周りの環境から作られていくことが多いと思っています。だからこそ、様々な人・ものに触れていくこと、つながりを大切に、あらゆる形で感謝を示すことが大切だと考えています。3年目の加藤も近いことを感じておりました。この辺りは、今の方が具現化できているかもしれません。
これからも変わらず、大切にしていきたいです。
この精神科作業療法士11年目の私が新人・若手の頃を振り返っているシリーズはこの回を持って終了となります。お付き合い頂きありがとうございました。
たった一人の11年目精神科作業療法士の新人・若手の頃の話でしたが、自分に重ねたり、自分の新人時代を振り返ったり、何かあなたのきっかけになっていたら幸いです。
これからも「臨床での出来事」「今、経験していること」など生活の中のことを綴っていこうと思います。少しでも気にかけて頂けますと嬉しく思います。
最後に各種SNSのリンクを載せますので、ご興味ある方は是非飛んでみてください。
ありがとうございました!!!!
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