マガジンのカバー画像

こんにちは、お多福企画の亀山です。

18
亀山のエッセイです。
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

17歳のプロフ帳あとがき

17歳のプロフ帳あとがき

8月5日、友人ツユちゃんに「明日は超生命体バザールってイベントに出店なんだよね」と聞いたのがキッカケで、私はその存在を知った。

詳しく知りたいと思ってポッドキャストで検索するとバッチリ超生命体バザールについて説明された回があったのでなんとなく聞いてみたところ、これがなんとまあ面白くてそれまでのほとんどのラジオを聞くことになった。

翌日夕方、私は超生命体バザールの現場に居た。
超アウェイ。
知り

もっとみる
私が不良をしていた時代

私が不良をしていた時代

喉が渇いて4時前に目が覚めた。炭酸が飲みたい。オロナミンC。ぐいっと一気に飲み干したい。

しかしそのためにこんな時間にコンビニに行くのもなぁ。と、冷蔵庫の烏龍茶をがぶがぶ飲んだ。満足。やっぱりお茶がいちばん喉を潤すのだな。

さて単刀直入に本題に入るが、私にも不良をしていた時代はしっかりあった。

子どもが1才だか2才だった頃、ときどき家の番は夫に任せて21時以降から深夜にかけてドン・キホーテに

もっとみる
好きを言い訳にしていませんか

好きを言い訳にしていませんか

嫌いには理由があるが
好きには理由がない。

もしくは好きに理由なんていらない。

なんて言葉、聞いたことありませんか。

おおよそそうだよなぁと思います。
「なぜだか分からないが好きじゃない」
というのも、嫌いな理由をうまく言葉にできてないだけであって、やはり理由あってのことだと思うのです。

私は大人になるまで嫌いな理由・好きじゃない理由をまとめることにとてつもなく時間がかかっていました。全て

もっとみる
センチメンタル・未来人

センチメンタル・未来人

原始人や縄文人からしたら、我々は起きていすぎる未来人なんだろうな。

太陽が沈んだら夕飯を食べて風呂に入って寝る。
太陽が昇ったら寝床から出て1日が始まる。

そんな風に生活したいなーと最近思う。そんな風に生活できたら時計は不必要になるんだろうか。現代の仕事をしている以上、時間を気にしないことは無理なのか。

23時を目前に暗い布団の中でぽちぽちスマホを叩いてるわけだけど、縄文人からしたら「なんで

もっとみる
名刺フリーペーパー

名刺フリーペーパー

というのを作り、12月2日から配り出した。
12月21日に、記念すべき初版60部を配り切っ
た。

20日間か。あっという間だったな。

作ってよかった。

自分の説明をする手間が省けるし、
自分をとても伝えることができた。

noteを始めたのも名刺フリーペーパーを刷った後だったので、何かと追記したい箇所があるため早々に新たな名刺フリーペーパーを作ろうと思っている。vol.2は書き漏れのないよう

もっとみる
エンドレス・ホモサピエンス・ワールド

エンドレス・ホモサピエンス・ワールド

久しぶりに電車に乗った。当たり前だが知らないホモ・サピエンスだらけで、全員違うホモ・サピエンスで、ヒョエ〜ッてなった。

夫に「他のホモ・サピエンスと合わせて頑張ろうとするとしんどくなる、自分はホモ・サピエンスじゃないのかも」と言うたら

真顔で「俺にはホモサピエンスにしか見えへんけど・・・」って言われたことを思い出した。

そんな風に時々ヘンテコな考えが出てくる。

ヘンテコな考えをできる私はや

もっとみる
皆無の長(おさ)

皆無の長(おさ)

例えばクラスに「ねこ」「ポテト」「お餅」の3つの女子グループがある場合、それぞれに独特の空気感と結束感がある。ねこはねこ、ポテトはポテトで刻んできた歴史もある。ねこはねこで努力してきたし、ポテトもお餅もそうなのだ。

私はわりとグループ所属が苦手な人間だが、それなりにねこに属したし、別の場所ではポテトに属した。しかしグループ属性の中で常に異端児な存在だったと思う。

決してお餅を焼く網の上で私だけ

もっとみる
先生がくれたもの

先生がくれたもの

1993年、小学3年生の時。私が書いた作文が地区の国語教育研究部主催の『ひろっぱ』という作文集に載ることになった。各小学校から1〜2名の作文が掲載される、選ばれし者の本であった。

「亀山さんの作文が選ばれたからね」と担任の黒田先生に言われた時は、なんとも言えない高揚感でいっぱいだった。嬉しかった。

後日職員室に呼ばれ、母と2人で詳細を聞きに行った日のことを鮮明に覚えている。黒田先生が椅子に座っ

もっとみる
明日私は水を売られるかもしれない

明日私は水を売られるかもしれない

と思うと眠れなかった。

『とあるイベントのスタッフとして一緒に企画を作っていきませんか?その辺りも兼ねてカフェで1時間ほどお話できれば。』というメッセージを頂き、とんとんと話が進んでいった。

出店者として参加したことのあるイベントでもあり、とても楽しかった思い出であったので、ふたつ返事で引き受けた。主催の方とまたお会いできることもとても楽しみだったのに、

ふと「水を売られたらどうしよう」

もっとみる