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【うつ日記】唯一心を許せる人の話

何を書こうかと思って
少し考えていたが
あまり話題が出てこない


というのも
最近はいろいろ行動し続けていて
思い悩むという機会がない
来週はカウンセリングで
インナーチャイルドのワークを
行うのだが
心理士からは
「もしよろしければ
 何歳の自分に戻りたいか、を
 考えてきてください」
と言われていたことを
さっき思い出した

正直、何歳から
思い出せばいいのかが
わからない

幼少期?
小学生?
中学生?
高校生?
専門学生?
社会人?

どこが一番つらかったのか?を
考えるといいのだろうか?

とりあえず言えることは
「親から共感されることがなかった」
ということだ


前回のカウンセリングで
心理士から一枚の紙をもらった
「この中で親から言われたことがある
 言葉はなんですか?」
と聞かれた

紙に書いてあった言葉は
こんな感じだ

・あなたが生まれてきて、とてもうれしい
・あなたが男の子でとてもうれしい
・あなたがそばにいてほしい時はいつでもいるから
・あなたの成長を見るのがほんとうに楽しい
・一緒に遊ぼう
・疲れたんだね。一緒にゆっくり休もう
・泣いてもいいんだよ
・こわがってもいいんだよ
・怒ってもいいんだよ
・こうしてほしい、と言っていいんだよ
・いやなことは「いや」って言っていいよ
・あなたはあなたでいいのよ
・失敗してもいいのよ
・ひとりで何もかもやろうとする必要はないよ
・「教えて」と言っていいんだよ
・あなたにはたくさんの可能性がある
・私はあなたが大好きよ

不幸自慢をする気は
まったくないのだが
私は親からこのような言葉を
もらったことがない

というより記憶がない


「逆に身の回りの人は
親からこんな言葉をもらって
育っていたのか・・・
なんかすごく羨ましいな・・・」と
思ってしまった


勤めていた会社の同僚に
一人だけ気を許せる女性がいた
その人は自分よりも
ひと回りくらい年齢は上で
お子さんも大きい
実際にお会いしたことはないが
おそらくご主人は
とても男前だと勝手に思っている


その人は自分が入社した後に
入社したので自分が仕事を
教えることが多かった


話しているうちに
「あ、この人と話していると
 不思議と安心するなあ」
と感じていた

それは決して男女の関係とかではなく
「母性」というか
「圧倒的な包容力」というか
そんなパワーを感じていた

話しているだけで
癒されるのだ


自分はなぜその人に
絶対的な安心感を感じたのか?


当時はわからなかったのだが
今こうして自分が
ACであることがわかり
いろんなことを知っていく中で
ようやくわかった


その女性は
とにかく共感してくれるのだ


「絶対その方がいいですよ!」
「あなたらしい方が私は好きです!」
「そんなことないですよ、大丈夫!」
「私はあなたの味方ですから!」
「あなたの方が正しい。周りが少し変よ笑」
「大丈夫、大丈夫ですよ!」
「いつでもお話、聞きますから!」


自分は今までこのような言葉を
親からもらったことがなかった

そして、その女性からの言葉は
今まで満たされなかった自分の心に
すーっと入ってくる感じがして
とても心地よかった


おそらく
自分が独身で相手も独身であれば
間違いなくベタ惚れだっただろう
と本気で感じている


「ただの社交辞令だろう」と
思われるかもしれないが
その女性が発する言葉は
気持ちがこもっている気がして
とても社交辞令とは思えないのだ


そう思う理由は
とにかく言葉使いがとても丁寧
であることだ


自分が休職して
2~3回連絡を取り合ったが
最近は全く連絡をとっていない

話したい気持ちはあるのだが
一度声を聞いてしまうと
自分のことをすべて話してしまいそうで
かえって迷惑をかけてしまうと
思うからだ
おそらく今声を聞くと
涙が止まらなくなると思う


その女性には2人の息子さんがいるが
話を聞く中で
とても立派に成長されていると感じた


というよりも
こんなに母親が共感してくれるんだったら
子どもは絶対自分に自信をもてるだろうな
と感じた


本でも読んだが
実際にこのような母親の愛情を受けて
子どもは自分に自信をもっていくことが
証明されているらしい
本当に羨ましいかぎりだ


今の私は
自分の力で
自分の心を
満たしていくしかない


それには知識や経験、お金がいる

前を向いてやるしかない
そう思って日々いろんなことを
している

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