研究って?

壮大なテーマから書いてみます。

正直、答えは一つではないと思います。

私が答えとして持っているのなら、臨床に還元されるべきものが最重要事項の1つである思います。

しかし、そんな簡単に実現できることなのか?

この問いには私は「No」と答えるでしょう。

なぜなら、1人で行う研究には限界があります。研究するためには研究費用も必要かもしれません。

また、臨床に還元されるまでには非常に時間のかかる作業だからです。

だからこそ、研究者と違い、臨床家の先生は苦手意識を持つのだと思います。

研究が解釈できるようになるといいことがたくさんあります。

その一つが

①論文を読み解く力が上がります

②臨床を常に俯瞰し、客観的な視点が見れるようになります

③臨床において検証作業が重要であるのだと理解できます

「なんとなく」というのを「確かな」ものに基づいて臨床推論を述べることができるようになります。学生指導にも役立ちます。

研究は臨床に還元されるものですが、研究の方法論や考え方を知るだけでも、自身の患者さんに対してバイアスを起こしすぎずに関われるきっかけになるかもしれません。

これだけ聞くと得なことが多いと思いませんか?

目の前のテクニカルな部分を習得する必要もありますが、治療には限界点というものもあると思います。それらを捉えることが患者還元につながる一つの近道かもしれません。

これから少しずつ足跡を残し、少しでも療法士の還元になる記事を書いていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?