学生時代、なんとなく感じていたこと


昨日久々に母校を訪問した。

第一目的は、同級生である友人カップルの結婚を祝うため。

学生時代お世話になった教官方に、
お祝いメッセージをいただけないかお願いし、オッケーであれば、動画を撮る、というものだ。


事前にアポとったことも良かった、
教官方には、誠実に対応いただいた。

そういう「きっかけ」がないと、
小心者でちきんな私は
母校に訪問することが出来なくて。

きっかけをくれた友人カップルと、
一緒に訪問しようと誘ってくれた新郎側の親友に感謝。

6名ほどの懐かしい存在とお会いし、
お話しした。


で、昨日の訪問中にいろいろ、
感じたこと、思ったことがあって、
それを書き留めておきたいと思う。
長いから、いくつかの投稿に分けようと思う。

まず今回は、
「ずっと忘れていたけど、たしかにあの頃の私が感じていたこと」について。



今でも、美しい思い出として強烈に心に残ってることっていうのは、当時の自分にとって感動が大きすぎたことだと思う。

逆に、そうではない、でも、日々過ごすうえで、なんとなく感じていたことって、思い返した時、印象があまり濃くなくて、すっかり、忘れてしまってたらしい。


たぶん、母校自体、そんなに変わらない。
入学してからは11年経ってるのかな?
その間、組織のトップが変わったり、
それに伴い小さなことや大きなこと、さまざまなことが日々変化しているのだとは思う。

特に、私が在籍していたときと比べると
一年生のクラスの仕組みが全然違うみたいで。

そういう目に見える変化はたしかにあるし、もちろんそれに対応するのは簡単なことではないだろうなと思う。

ただ、根本的には変わってないなと、感じた。

自由すぎて、調和がとれてるのかとれてないのかわからない感じとか、(とはいえ学生はみんな優秀な子が多くて、みんな賢いから、秩序は保たれてる)

良くも悪くも学生に委ねられてる部分があるから
意志を強く持ってないと充実させるのは難しいとか。

休み時間やお昼休みはなんだか、手持ち無沙汰な感じがするとか。

結局、みんな何考えてるのかわからない、とか。

改めて、5年間一緒のクラスでも、気が合う友人、信頼できる人っていうのが、私には少なすぎたのかもしれん。

むしろ5年間同じだからこそ、クラスメイトの誰かと下手に仲悪くなると大変だから、あたりさわりなく、上手くやっていこうとしてたのかもしれん。と、今、思った。

まあこれは自分の自己開示てきな問題かー。笑

ちなみに、思い出して一番びっくりだったのは、

「なんだか、居場所がどこにも無いような気がする」

ということ。

なんだかどうしたらいいかわからない時、自分はどこにいるのが正解なのか、わからなかった。

図書館の奥の方のあまり人にバレないような自習席で宿題して時間を過ごしたり、

なんだか教室から離れたくて、でもどこへいけばいいかわからず、仲良くしていただいてた先輩に連絡して、先輩のもとへ訪ねてみては「もか、友達おらんもんなー笑」って茶化されたり(笑)
まあそうやって茶化しつつも、なんだかんだでいつも居場所を作ってくれた先輩には感謝なんですけどね。



とにかく、なんだか、教室が息苦しかったんよなあと。




そんなことをね、昨日、現役生徒さんたちをみてるときとかにね、やんわりと匂ってきた気がして、、、。

そういう部分、きっと変わってないだろうなあ。

みんな、まだそれを言語化するのが難しかったり、
ぼっちって思われたくなかったり、
孤独を感じないようにクラスメイトと戯れたり。
そうなんじゃないかな?
って、勝手な推測ね。笑

なんか、夢持ってます!みたいな子じゃ無いとあの環境と仕組みは息苦しくないか?と。

とはいえ私、
夢持ってたのにも関わらず息苦しかったから、
いや、これは私個人の、人間的な問題か!笑


ただ、自分にとっての事実として、ホテル就活してるときのインターン仲間や、実際にホテルで働いてから出会った先輩や仲間のほうが、なんだか分かり合えたり、惹かれあったり、憧れを抱けたり、したなと思う。

時間が経ったり場所が離れている今も、結局のところ、互いに敬意をもって接することのできるその先輩や仲間たちのことが、凄く好きだったりする。



そう、だから、「卒業後にこうしたい!こうなりたい!」
っていう夢が無ければあの5年間、結構しんどかっただろうなあって改めて思った。

加えて私の場合は、

16歳の夏休みにはオーストラリア、
17歳の夏休みには台湾、
18歳の春から夏にかけては、カナダで過ごせた

から、環境がその度大きく変化して、
感情のアップダウンもあったし
視野も大分広がったかなと思う。

だからまだ、大丈夫だった気がするけど。

そういう海外留学とか、異文化実習がなければ、もう相当、息苦しかっただろうな、とも思ってしまった。

いつもいつも、此処では無い何処かへ、
逃げ出したいような気分になっていた。


まあ、夢が無ければ、そもそもその学校にも入学してないか。。。



その時は自分の性質も理解してないから
仕方がないけど

今だったら、
より、一緒に過ごす相手を、深く知ろうとするなあ。

表面的な興味は違えど、互いを深掘りしていけば、
深い部分で共通する価値観みたいなのに
いつか触れられる気がするんだよね。


っていう、そんなことを考えさせられる訪問だった。


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