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脳の話【エッセー】?

わたしたちの脳は、苦労をしたり,手間をかけたり、刺激を受けたりしたことや、若い頃の脳に刻んだ,些細な思い出でも、記憶に残っている。

しかし苦労をしなかったり,お気楽に手に入れたりしたことに関しては、記憶に浅く刻まれ,あまり、記憶の引出しから取り出せないことが多いのは、皆さんも既に経験済みではないだろうか…。

私たちの脳は、こうしてシワに刻む記憶としては、苦労や手間や刺激を、まるで彫刻刀で一刀一刀,かたい木に深く刻み込むかのようにして、出来ている。

よって,本を片手に読書をしていて、不意に分からない単語が出現すると、片方ではスマホで検索出来て簡単便利な反面,直ぐに解決するので、その場で忘却機能が働く。

何故か?

簡単過ぎるからだ。

脳は、かなり厳しい経験を通して記憶しておくように刻まれるシステムになっていて、キャパシティも,大きい。

色々なことを覚えられるようになっている。

例えると,先にももう既に述べてしまったが、「記憶の引出し」のようなものがあり、そこから簡単楽チンに記憶したことは、引出しから入り込もうか、こぼれようかと,引出しのフチ迷っている。

次なる,重要な記憶がどんどんと登場すると、もう既にこぼれ落ちるようになっている。

脳が、記憶の管理の取捨選択を司り、日々交通整理をして更新してくれている。

また別に喩えると、筋トレが良い例だろう。

生半可なトレーニングでは、筋肉はなかなか付かない。

毎日,たゆみないトレーニングで筋肉を形づくる訳だし、またサボってやらなければ、すぐに筋肉はやせ衰えるだろう。

漢字テストの前の晩に、漢字を覚えたいならば、にわか仕込みでパソコンに書かれたものを見ただけでは、絶対と言って良いほど(知能指数や、個人の環境にもよるが…)忘れてしまうのだ。

試験前に生ぬるい,にわか仕込みやパソコンを使った、楽なツメコミは決して、やらない方が良い。

強く、オススメしない!

とても危険である!!

頭脳は、筋トレと同じように,脳のトレーニングを欲している!!!

                             (おしまい)

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