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【銭湯巡り】♨︎ハイソな街並にぴったりな欧風銭湯 #廣尾湯 #渋谷区

#東京ゆめぐり日記
日本屈指の高級住宅街・広尾。
洒落たカフェが軒並み立ち並ぶこのエリアでも、
駅から徒歩1分で銭湯に入ることができるという。

日比谷線2番出口を出て、スマホを開く。
……ん?すぐ隣じゃん?ナビ通りに歩くこと15秒。
とあるビルの1Fに"廣尾湯"と筆文字で書かれた
木看板と暖簾を発見!

隣のコインランドリーの方が目立っているように
感じられるほど、控えめな佇まい。
一見さんにはなかなか見つけられないという
口コミにも納得できる。
それにしても、こんな好立地に銭湯…
何だかドキドキしてしまう。

暖簾をくぐると、見慣れた下足箱に早速ご対面。
フロントには宮造りの姿だった頃の
白黒写真が飾られており、
かつての広尾湯の姿に想いを馳せたりなどしてみる。
しかし、今の姿も実情なかなか立派だ!

ビル型でありながら
銭湯のならではの天井の高さはキープ。
2階分の高さを取っているため、この形の銭湯では珍しい
開放感が感じられる作りとなっていた。あぁ、ちゃんと銭湯だ…
なんて当たり前なことを思いながら料金を支払い、脱衣所で身支度。

お次に浴場はどのようなお手前で…と
一歩足を踏み入れると、
サーーっと視界が明るくなり、
白い光に包まれる感覚を味わった。

とにかくさっぱりしていて、明るい!
というのが第一印象。
ライティングはご高齢の常連の方達への配慮で、
他の銭湯に比べて明るめなのだという。
そういった気遣いを聞くと
何だか嬉しくなってしまうのは私だけだろうか…

2017年にリニューアルされたため
全体的に清潔感に溢れているというのも重要なポイントだ。
目の前のモザイクタイル画はアルプス山脈を模した
牧歌的デザインになっており、
洗い場には大正ロマン的な
イラストタイルが貼られている。

一般的な銭湯のイメージとは異なる、
ヨーロピアンな雰囲気…銭湯の奥行きに
感嘆しつつ、お楽しみの浴槽へ。

こちらは2種類2パターン、
バイブラとジェット湯の立ち風呂・座風呂というラインナップ。
個人的なオススメは、ジェット湯(立ちver)!
足の裏にジェットを当てている時の気持ちよさといったら!
ほぐれる!疲れが取れる!むくみが消える!
この刺激、新感覚でハマりそう…
熱さも程よく、気泡の立ち加減もちょうど良い。

お風呂上がりは気になっていた、
可愛いピンク色のいちご牛乳をいただいた。
はぁぁ…たまらんです…

さて、ここで広尾湯を実際訪れた方は
帰り際に駅と逆方向へ少し進み、
最初の角を右に曲がってみてほしい。
すると、なんと…広尾湯の煙突を
見ることができるのである。
ビルの裏手に立っているため
大通りから認めることはできないのだが
銭湯としての誇りを持って凛と佇む姿が何ともカッコ良い。
是非その姿を見ていただきたい。

♨︎ 廣尾湯
📍東京都渋谷区広尾5丁目4−16
広尾駅から徒歩1分
15:00-24:00
※毎週水曜定休日
入浴料:480円(大人)

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