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【銭湯巡り】♨︎新宿の小路構える隠れ銭湯に #東宝湯 #新宿区

#東京ゆめぐり日記
入り組んだ住宅街が広がる新宿7丁目。
この地区には、梯子坂という名のついた急勾配の階段坂がある。
そのふもとで見つけた。隠れ銭湯、東宝湯。
こちら、1952年創業の歴史ある銭湯である。

本日はあいにくの雨。 
しっとりした街を縫い進み、東宝湯を目指す。
思うことはただ一つ。"早く湯気に包まれたい…!"

傘を傘立てにかけてドアを開けると、2歩先には上がり框。
そして、すぐ目の前には番台。
玄関と靴箱とロビーが一緒になっているタイプだ。

…あ!ゆっポくんとゆげじい発見。
可愛さに心奪われながら、暖簾をくぐる。

さて、脱衣所に入り、早々に見つけたもの。
それは、仕切り壁の上に置かれたテレビである。
ここ新宿区で一番高い位置にあるTVじゃないだろうか。
画面では力士が塩を撒いていた。

視線を下に戻すと、そこには血圧計。
年配の方達の健康管理に一役買っているんだろうな。
加えて、学校のサッシを彷彿とさせるとても大きなドアと窓。
湯気がこちらまで押し寄せてきそうだ。

浴槽は2つに分かれており、小さな方は備長炭のぬる湯。
優しい温度で、柔らかく包み込んでくれる。
いくらでも入っていられそうな湯心地だ…

あつ湯との温度差を利用して、
こちらを水風呂代わりに何度も往復するのも面白いかもしれない!

大きな浴槽はボディマッサージや気泡風呂など、
さながら詰め放題セット。

特筆すべきは、なんと言ってもその威力!
ジェットは一点集中型で、カメハメ波を背中で受けるくらいの威力だ。
太い水流がぐをぉっと背中を押してくる感覚。
徐々に背中の凝りがほぐれていく…

お次、となりのミクロバスゾーンに腰を沈めると
顔にパッシャパシャと当たる勢いの水しぶき。
その激しさに、ついふっと笑ってしまう。
例えるなら、それは間近でマグマを見ているかのよう。
「いや、それにしてもすごい勢いだな」とひとりごちる。

はぁ…じっくり汗もかいてきたので
今日はここらで上がろうかな。
たくさんの張り紙を見るともなしに眺めながら
帰り支度をする19時過ぎ。

東新宿駅まで徒歩3分ちょっと。
濡れたスニーカーをものともせず、
ほっかほかの体で駅までの道のりを歩く。
今日はもう家に着いたら、即寝かな。

 ♨︎ 東宝湯 ♨︎
📍東京都新宿区新宿7−11−5
東新宿駅から徒歩3分
15:00〜24:00
※毎週金曜・第1木曜定休日
入浴料:480円(大人)

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