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わたしには時間が必要だ

わたしには、時間が必要だ。


なんだか文豪みたいなセリフではじめてみたけど、似合わないなぁと思ってしまった。

正直に言おう。
ゆっくりnoteを書く暇がない。
ホロスコープの考察もしたいのに、
サッとしかできてない。
本当は、もっと深く掘りたいのに、と思ってるのだ。

うにゃ、っとなりながら、母親に電話。
「やばい!
 ちょー忙しい!
 きいてーーーーーー!!!」
と、
スーパーに行くまでの車移動や、
打ち合わせの合間のチャリ移動で
「うぎゃぁー」と叫んでるのである。


祖父が熱中症で倒れてから、母はみるみる元気になった。声にハリがある。

退院してからというもの、
祖父は家で介護になり、
ヘルパーさんや看護師さん、
祖父の友人、祖父に会いたい親戚への対応。
デイサービスの手続き。
「もし、生きてる時間が残り少ないなら、会いたい」って人の対応に追われてる。
わたしはそれを聞くたび、その人たちは自分勝手だなぁと思う。
〈それまでに会いに行けばよかったじゃん。今更? 意味わからん〉
と、わたしは穿った見方で見てしまうのだ。とはいえ、会いに来るだけいいことだ、という見方もあるから、一概には何も言えない。
母は、厳しいわけじゃないから、その人たちに優しく普通に対応している。
ついこの前まで、うつ気味で、グダグダ寝ていたいと言っていたのに。
その暇がないというか、
細切れの時間しかなくなったから、
何かのスイッチが入ったらしい。
生き生きしている。


「寿命はもう長くないんだ!とか
 運動はめんどうだ、とか、言うのよ?
 長くないなら少しでも好きなことをさせてあげたいって思うじゃない?」

母が、祖父にふんわり寄り添うたび、

「運動しないと寿命ちぢむで」
「えっ? 早く死にたいならダラダラしとき」
「寿命? そんなもの、運動もせずに寝ながら快適にテレビばかり見て、寿命を待つって?
 食べて、動いて、寝る! これ基本!」

母の口を通して、
わたしは山椒ばりにピリリと効かせる。
そんなことを、孫に言われる祖父である。


とはいえ、
わたし自身、
時間がタイトだからこそ、山椒度合いが加速する。
短時間になればなるほど、
その時間で多く学ぼうとするから集中するのだ。

ふだんは、22:30に寝て、6:15に起きる。
7:50には家を出る。
その間に、
朝ごはんと
子どもたちのお昼ご飯用のお弁当と
晩御飯を仕込んで、
洗濯を回して
干して、
自分の身なりも整えて、
コーヒーまで飲んで家を出る。

その隙間に、
読書をして、noteを書く。

家に帰れば、家事が待ってて、
子どもたちの送迎と
話を聞く時間と(これが1番大変)
子どもたちのメンタル管理と
晩御飯と掃除機と

と、なる。ワーママのライフスタイルそのものに近い。

夏休み、ゆっくりお風呂に浸かれたのは、
片手ほどの回数しかないのだ。
お風呂が好きなのに……。


何が言いたいかと言うと、愚痴じゃなくて、

結局、
時間がたっぷりあるより、
少し足りないくらいが、
もしかしたら、ちょうどいいのかもしれない、
と思う瞬間があるのだ。

仕事で人と出会い、
子どもとやりとりをし、
学びに行き、本も読む。
子どもが広げてくれる世界を短時間に集中して受け取る。
本が広げてくれる世界を集中して受け取る。

そして
時間が限られる中で、
こうしてアウトプットする。


集中すると
視野が狭くなるから、
それだけを気をつけながら。

山積みになっていくto doリストに
「たのしっ❤️」と思いながら。


本当は、もっと時間が欲しいなぁ、と思う自分もいる。それも認めてる。


それでも、
やることがあるのはいいことだと思うし、
それをして、
成果が上がるのは嬉しいと思う自分もいる。


今日だけは、
久しぶりにオフだから、東京へ飛ぶ。
(正確に言えば、明日、東京で仕事だから前入りにした)


でも、
やりたいことがあって、
仕事一式持参中。
オフする気がないけど、
この仕事の先に笑顔が見えるから
どうしてもやりたいのだ。


今ある時間を、
十分に使い切ろうと思うの。



とはいえ、
出発前にトイレに捕まり
電車に乗り遅れて
飛行機の時間、やばいんだよなぁ。
なんとかなるかなぁ 苦笑

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