図書館での思い出

最近はほとんど行かなくなりましたが、小学生の頃は友達とよく図書館へ行っていました。

といっても勉強しに行く訳ではなく、遊びに行くと言った方が正しいかもしれません。

特に夏は冷房も効いていて格好の遊び場でした。

よくやっていたのが走ってはいけない鬼ごっこやかくれんぼです。図書館内でそれぞれバラバラに散って、スタートします。あとは普通の鬼ごっこやかくれんぼのように鬼が他のメンバーを探してタッチしたら鬼が交代という感じで遊んでいました。

1階2階そして地下と3フロアあったので、中々スリルものでした。絶対に走ってはいけない、大声を出してはいけないというルールでやっていたのですが、それでも急に鬼に見つかったら大声を出してしまうし捕まりたくないので全力で走って逃げます。

その為何回も図書館のスタッフに注意されました。静かに本を読んでいる人や勉強している人にとっては本当に迷惑だったと思います。

こうした楽しい思い出がある図書館ですが、中でも記憶に残っている事があります。

それは「小学生は18時になったら帰らないといけないというルールがあった」という事です。今も図書館にこういうルールがあるのか分かりませんが、当時は18時になると放送アナウンスが流れて帰るように促されていました。

特に納得がいかなかったのは、夏の時期でした。夏の18時なんてまだまだ明るいですし、「あと30分や1時間位いてもいいじゃないか」「早く大人になって誰にも文句言われる事なく遊びたい」と友達とブーブー言いながら帰路に就いたのをよく覚えています。