青は進め。赤は止まれ。では黄色は？

信号の青は進めで、赤は止まれです。これは小さな子供でも知っている共通認識というか一番基本的な交通ルールです。

では黄色は何でしょう？

　　　　　　　　　・・・・・注意・・・・・

注意とは何でしょう。これをどう判断するかは各々で分かれると思います。

まだ大丈夫だと躊躇なく進む人もいれば、周りを確認しながら慎重に進む人もいます。

その一方で事故に合わないようにと無理をせず、止まる人もいます。

このように人によって、それぞれ行動の仕方に差が出るのが黄色です。これが人生においても結構大きな分岐点になるような気がします。

私の中では黄色は進めという訳でもないし、止まれという訳でもない、つまり世の中で言うグレーゾーンみたいなものとして捉えています。

駄目という事ではないけれども決して褒められる行為でもない。法律には、こういういわゆる抜け穴というものがあります。

結局ここを上手くかいくぐった人が成功しているのかなという気がします。

要は多くの人がブレーキを踏んだり行こうかどうか迷っている間に、躊躇なくアクセルを踏める人です。

しかし何も考えずにそれを真似して、大怪我してしまう場合もあるので難しい所です。だからと言ってビビッて動かなければ何も掴む事が出来ません。

一昔前だとそういう人達ってどうなんだろうという目で見られていましたが、最近では「あざとくて何が悪いの？」という番組があるように、真面目にコツコツやる愚直なタイプよりも、むしろずる賢いと言うか世渡り上手な人が評価される風潮になってきています。

私も出来れば上手く世の中を渡っていきたいですが、難しいですよね。人には向き不向きというものもあるし・・・

真面目にコツコツ頑張っている人が報われる社会なら良いのですが、現実は厳しいですから。