週刊連載って超大変だと思う
普段何気なく買っている週刊漫画雑誌。そこには当たり前のように沢山の作品が掲載されています。
しかし冷静に考えてみると、毎週20ページ弱をたった1週間で仕上げるなんて、1度でも漫画を描いた事がある人ならとてつもなく大変な作業だという事はすぐに分かります。
小説なら出来ると思います。言っても文字だけですから。しかし漫画は小説と比べてもやらなければならない作業が圧倒的に多いので、本当に大変です。
ストーリーを考えて、ネームを切って、下描きをしたら、ペン入れしてトーンを貼って、修正作業をしてようやく完成です。
たとえデジタル作画が普及し効率がよくなったとしても、アシスタントさんが複数人いたとしても、やはり1週間で20ページという数字は驚異的です。
私が1人で31ページ、45ページの読切作品を仕上げるとなると普通に数か月かかります。
休みなくこんな作業を何年も続けていたら、体を壊すのは当たり前です。せめて週刊連載の作家さんも、3週描いたら1週休みみたいなペースにしてあげても良いと思います。
平気で何年も休載する漫画家さんもいる位だから、1週休むぐらい読者は何とも思っていませんし、文句も言いません。
一番最悪なのは、楽しみにしている作品が作者の健康状態が悪くなって読めなくなってしまう事です。
どんな仕事も体が資本なので、昔の「徹夜は当たり前」というような漫画家さんの生活スタイルは変えていってほしいです。
それにしても週刊連載している作家さんはすごいです。どうなっているんだろう、1週間のスケジュールは・・・。見てみたいです。
投げ銭感覚で良いので、少しでも作品に興味を持って頂いたら、皆さんの元気を、ほんのちょっとで良いので私に分けて頂けるとありがたいです。 皆さんのサポートが私の大きな力に、そして支えになります。これからも作品はずっと描き続けていくので、よろしくお願いします。