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建玉の練習【自分の建玉比較】

今回の銘柄は【8872 三菱地所】です。
ですが今回は特別versionで。。
8月末に行った練習の投稿をしていなかったので、今更ながらupしようかと練習内容を確認していたところ、週足の見方の時点で現在の自分と1か月前の自分の建玉がかなり違うかも!?と感じたので、その先は見ずに、改めて同じ局面の建玉を行い、今の自分の目線はどう変化しているのかを比較してみようと思いました。
…というのも、最近は主人の仕事が忙しくなりその手伝いに時間をとっており、そのくせ実トレードの調子がかなり良くてですね、、練習を丸一か月サボっており、ようやく感覚が鈍ってきた危機感を覚えましたので、1か月のサボりで何が見えなくなっているのかをチェックしてみたいと思います。

週足

週足

近い高値 3000円
近い安値 2680円
天井   4000円
大底   2000円

現在

週足は緑が深い傷を負っているので下落か横ばいの場面なので、売りが優位。
日足は紫を越えいるので、今の安値を割れないと一旦再度3000円までの上昇、最悪週足が横ばいとすると日足的には売りは長い闘いになってしまう為、週足の緑=日足の紫をすんなり割り込んでくれることが大切。

1か月前

500週線と300週線が交差していることから上位足はどちらかと言えば底値圏に近い中値圏という事が分かる。
3000円と2200円の小さな横ばいor4000円と2000円の大きな横ばいであるとするならば、どちらにしてもここから売りをするにはもう遅い。
緑が一刀両断に青紫を割っていることから、この下げのMAXはオレンジまで。
ならば本来は売りが本玉になる局面ではあるが、売りは出遅れているので一旦買い下がりで戦い上昇のMAXも4000円なので、売りにいつでも転換出来る建玉で買いをする。

比較

現在は、事柄と現状に目が向いて非常にシンプルな状態。しかしでは出遅れた売りをして、逆にいかれ時の対処法の具体性がない。この具体性のなさが、最近感じた不安感の正体だと思う。シナリオを複数描く力が弱くなっている。

1か月前は、局面が悪い事は理解した上でその後の伸びしろを考慮し逆の建玉を行うことを決めている。頭の中でリスクリワードが明確だったのだと思う。ただ、出遅れた玉を入れる事への恐怖からの判断というよりは、完璧主義的な面倒くさいプライドがそうさせている気がするので、嫌な性格だなと思う。笑

日足

日足

現在

週足とはややずれがあり、懸念していた紫をすでに割っているので、本当は紫タッチまで戻ってくれた押し目で売りたいが、取り敢えず前の安値までの下落はほぼ確定したものとして順張りでも売り。翌日とんでもない大陽線で緑の上に出られたりしない限りは売り目線。

1か月前

赤は既に紫を割り込んでいるので、ここから上げても3200円は越えられない。取り敢えずここで買いを入れてみて、すぐに上げずに続落するようなら2350円を割るまでは追加無し。もう逃げの建玉決定。1本目からコストは既に紫の下なので、前の緑の安値割れの2本目では同額を積むだけで平均取得単価が2500円以下になるので同値撤退をする。
逃げが終わったら売りに転換。

比較

現在はなんとものんきな感じ…ただチャートに付いていくという感じ。逆にいかれた時の想定が甘すぎる。
1か月前は、買いで戦うことを決めているので、ここで考えるのは狙いの逆にいかれた時の対処法のみ。そして具体性がある。

練習結果

建玉比較 かなり違っていてビックリ。

いつものように建玉の根拠をここから書き出すと2回分なのでとんでもなく長くなってしまう為、2回を比較した感想を先に書くと…

感想

チャート初見、戦略を練る段階の局面判断時は、現在は視野がかなり狭くなっているのだなと実感しました。色々が見えて把握した上で下した判断と、見落としがある状態で簡単な道具のみを使用した判断では根拠が弱くなるのは当然で、それゆえ本来複数想定できないといけないシナリオの数が減っていることが、最近感じた不安感だったのだなの確認できました。
気づきの有る無しは日ごろの鍛錬から見えるもので、チェック項目のような単純なものでもない為、意識をしたらとそう簡単には見えないので、狙いにとっての最悪な状況と、そうなった時にどうやって逃げるかの道筋を、狙いを決めた段階で明確にする作業を怠らずに行ってリハビリをしようと思いました。
しかし、意外だったのは結果です。建玉を見ると、現在の方が目線の切り替えが早く出来るようになっているのだなと思いました。狙いの目線の切り替えが遅いのは自覚している課題だったのですが、最近の面倒な日経チャートで戦う日々の中で、ローソク足に振られてはいけないですが、線の強弱のみではなく狼煙の上がるローソク足は存在するのだなという事が分かり、以前よりも変化に敏感に反応できるようになっていました。そのお陰で、玉の保有期間が短くなり、資金効率が上がりました。メンタル衛生にも良さそうです。
サボっていた中でも成長が見えたので良かったとして、狭くなった視野は、まだ傷が浅いうちに修正出来るように練習をしないといけないなと思いました。

1か月前の建玉 詳細

①0-2

取り敢えずの買い。すぐに上がらないのなら即逃げの建玉に。本玉は売りだと思っているので。

②2-0

緑タッチで買いは利確。緑と青が交差しているので2200円までは下げやすいとみてど転売り上がり。

③3-0

騙しの陽線が出たので下落を確信して追い打ちの追加を1つだけ。

④1-0

緑の安値を割る位置まで下落したので一旦利確。
局面は売り継続なので、しかし2650円辺りまでの上昇余地があるので1-0で売り直し。

⑤3-0

下落ならここから下がってくれないといけない。
緑が既に高値越えをしているので。緑を越えた時点で緑の安値切り上げりで上昇局面入りしてしまうので、ここまでは戦う玉。ここを越えたら逃げの建玉に。

⑥0-0

下落はしてくれたが、ここで赤い乗る陽線が出ると赤が短期で2回安値をつけ一旦下げ止まるので撤退。しかしまだ売りの局面は変わらないので2500円の直近高値から再度売り上がると決める。

⑦余談1

2500円を越えたら売り上がると決めてはいたが、思ったよりも強かったので、上げて2本目からの売り上がりはきつそうなので2600円の上の紫タッチからの売りとする。

⑧2-0

上げて3本で青タッチまで到達で強い。そして緑の高値安値による局面判断が上げに転じているが、一応まだ根拠は崩れていないことと、売り1本目のコストが青の上からなら深く傷が付いたチャートなので逃げきりやすいと売りエントリー。

⑨余談2

この後青を越えられると次に売れるのが前の青の高値2750円、その次が2900円までと値幅があるので、同値撤退の逆指値を入れておく。

⑩0-0

逆指値にかかってしまったので撤退。
次のまだ売りを諦めてはいないが、2750円を越えるまでは何もしない。週足で底値に近い中値圏だったことと緑の局面が上昇中なので無理に売りで入らなくてもよいかもしれないかな…と思いながら時間切れで終了。
そんな場面なので、売るかどうかは2750円を越えてから考える。仮に緑が青紫を越えるなら即買い転換の場面なので。

感想

終わってからその後の動きを確認したら、悲しい事に切ったところは騙しの陽線でした。
ここで売りを切ってしまった私は置いていかれるので、次に私が入れる場所としは再度緑を割る陰線からかの順張りになってしまうと思います。
売り中の騙しの動きに度々翻弄されます。
狙いは良いものの、危機管理をするあまり大きな下落の直前に玉を手仕舞いしてしまうことがちらほらあります。課題ですが、この危機察知が良い方向に働くことも勿論あるので、難しいです。
今回は、上げても取り敢えずは3100円辺りがMAXなので、そこまでは持ち上げられても戦う意思で、青の上からコストを持つなら逃げられるのでと1だけでも入れておくか…。どのみちオレンジの下で下げの2波目となる為大した値幅は望めないと思えばそもそもわざわざ選ばなくても良いチャートではありますが、高値圏からの売りでも騙しのローソク足にまんまと騙されていることは多い気がするので、売りの騙しに敏感に取り組んでいこうと思います。

現在の建玉 詳細

①1-0

かなり遅い出だしだが、週足では緑の上をキープしていたものの、日足ではもう紫下に出ていたので底値2300円まではまだ値幅があるとして一応売り。
赤の下、下げて8本目なので取り敢えず1つだけ。

②3-0

売りの押し目なら、良くあるのは紫まで、最低でも緑タッチまでで下げてくれないといけないので、仮に緑を越えたら逃げの建玉をするとし、ここまでは戦う玉なので2追加。

③余談1

この陽線で緑の上に立ち前回の緑の安値は全部の線の下だったのに対し今回は紫の上で安値が決まる1本か!と損切を覚悟したが、最後の望みとしてこの陽線が騙しの陽線になることに賭けて、青を越えていないことも心の支えとして継続してみる。

④0-0

一旦利確。前の緑の安値を割る一旦のゴールまでは到達してくれたので、ここで売り直しをするかどうかを悩んだが、ここからの伸びしろは大したことが無いので、リスクリワードを考え次に赤を割る陰線から試し買いをしてみる事とする。

⑤0-2

この上げは取り敢えず紫まで取れれば良いものとして取り敢えずは行ってみるが、あまり褒められた玉ではない。週足が中値圏なことに賭けている。

⑥0-0

ここから買うのは正直まだ早くフライングだったので微益撤退。2200円まで下がれば買う、紫まで上がれば売ると決めてノーポジへ。

⑦0-2

ここも結局フライング気味だが、条件が揃い下がっても良い所で下がらずに赤の安値が短期で2回決まる陽線なので、買い。ここから上昇するも再度緑を割ることがあれば売りど転をする覚悟。

⑧0-0

一旦手仕舞い。ここからの狙いは正直ここでの判断は難しいので、緑を割るなら順張りで売り、再度紫上にでるなら買いをすると決めてノーポジに。

⑨2-0

緑の下に来たので順張り売り。

⑩0-0

⑨の翌日の陽線で緑上を復活されて焦ったが、騙しの陽線の可能性が否定されるまではと継続し、翌日割り込んでくれたので継続できたが、赤の上に乗ったので撤退。

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