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Netflix映画「ナイブズ・アウト: グラスオニオン」感想 探偵×金持ちのコネ×逸脱する真実

中々に面白かった。観ていて印象に残るシーンもある。007をイメージしてしまうのは俳優の影響だろう。まるで007みたいだと思ったが全然違った。ラストは意外というか、強引すぎる。犯人が賢いといいより意外性の勝利だ。
★ダニエル・クレイグはやはりかっこいい。007の最後の作品から変わっていない。探偵役が似合う。ダンディだ。
★監督はライアン・ジョンソンだったのか。スター・ウォーズエピソード8の監督として悪い意味で有名かもしれない。本作ではかなり意外性があるエンディングだっからなあ。
★ラストの証拠隠滅は探偵者に対する挑戦だろう。しかも、逆転の証拠とかないし。マジで力技で解決するから、終わったら疑問しかない。
★なんのための伏線かわからん。伏線消化も微妙になっていて、楽しかったのは、みんなのダークサイドが見えたあたり。
★一番面白かったのは、序盤の箱を開ける謎解きだ。かなりテクニカルで観ていて楽しかった。あの箱の仕掛け欲しい。実は、箱を壊して開ける女性がいるが、これが伏線なんだよなあ。
★探偵物なのに、最後は破壊の権化が出てくる。これ、怒る人いるかもしれない。まあ、わたしが知らない作品のオマージュかもしれないし。
★ドンデン返しが一番衝撃的なんだけど、解決ではないのがなあ。ある天才にくっついて金儲けしている人達が最後に裏切る。まあ、みんなイラツイていたということか。天才よりもコネの力をすごいと感じた。


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