長田 一郎(osada ichiro)

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マガジン

  • way to think

    基本的な考え方。また、いいなあと思うことをインプットしてアプトプットしています

  • SETREism

    株式会社ホロニックが運営する地域住民・地域社会のためのコミュニティホテル SETRE(セトレ)」。つながり、つなぐ」をコンセプトに、時代の文化の中で見失われてきた数々の宝物、地域に眠る 物語」を新たな 価値」に変えてお客様に届け、人と人、人と地域の絆を結んでいきたい、そんな コミュニティホテル」を目指しています。SETREの取組や考え方をお伝えします。

  • SETRE カイゼンプロジェクト

    • 160本

    各SETREの支配人がホテルを良くするため、現場で日々奮闘していることを綴っていきます。>>>SETRE HP:https://hotelsetre.com

最近の記事

ジビエ井田

セトレならまち内にあるカウンターに「ジビエ井田」の看板が掲げられました。数々の試行錯誤が続けられていますが、始めてみて気付くことが数多くあります。ジビエに興味を持つ人は少なくないが、ジビエが好きだ!という人は多くはない。 つまり、どうしても行きたい、ワクワクする・・・という人は少ない、むしろプロっぽい人、料理人とか、美食家とか、食に慣れた人は概ね、「次の素材」を追い求める意味合いで強い引きがあるのはわかりましたが、そんな人、一般的には多くはありません! また、ジビエを食べて「

    • 上から3年、下から3日

      今月の日経新聞「私の履歴書」では日本製鉄元社長・三村明夫氏が執筆しています 超大企業の会社員として、数多くのリストラや合理化などをやってきた軌跡はなかなかな生々しく、上役、部下などとの真剣勝負のことが書かれていました その中での言葉が表題 これは、人を判断するのに上から見れば3年かかるが、部下として仕えれば上司の長所も短所も3日でわかる・・・という格言だそうです いい得て妙だな・・・と思います! それだけ部下の人から注がれる視線が厳しい・・・というか、リアリティがある・・・

      • 各駅停泊

        表題の宣伝広告が出ていました、宣伝主は東横インで、新幹線車内に掲げられていました! なんと、東海道新幹線の駅前には全て東横インがあるようです! そういえば、随分昔旧知の東横インの幹部の方から、「新幹線駅」には無条件で出店していきたい・・・と言っていたことを思い出しました! しかし、このキャッチ・・・なんかいいですね! 各駅に全て東横インがある・・・東横インというホテルの評価は別にして、何か安心感を与える印象があります!・・・寄り添っている感じというか・・・ これは、新幹線とい

        • 写真集食堂

          先日、セトレ各所の県産材家具でご一緒したワイスワイスの元社長・佐藤さんに連れていってもらった店が「めぐたま食堂」 https://megutama.com/ 長崎セトレの内装デザインでご一緒した、故橋本夕紀夫さんのデザインだそうです! 写真家の自宅兼食堂・・・というか自宅に写真の本が溢れかえり過ぎて倉庫のような書棚のつもりでつくっている最中に、食事が出来るような仕様に変えて、かつお客様まで入れられるような飲食店にしてしまった・・・ということで「写真集食堂」 棚にぎっしり詰まっ

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        記事

          マリーナゲストハウスメニューのリニューアル

          マリーナゲストハウスでは有吉さんに料理が代わって趣が少しずつ変わってきました! 熟成肉がテーマでこれまでやってきたことは変わりませんが、そこに、その日に入荷したモロコの天ぷら、また天然ビワマスの刺身、、など琵琶湖の恵みが入ってきました! 和食の職人ゆえ?か、魚を語る口調は滑らかで、しかも表情もいい! お客さんからすると、味と同等ないしはそれを超えるくらい、その情感は響きます! 琵琶湖畔を前にして、なぜそれを食べるのか?・・・を思ったら、それは近江牛もありですが、やはり湖魚!・

          マリーナゲストハウスメニューのリニューアル

          舞子の面的価値の創造

          セトレ舞子はアジュール舞子という砂浜公園の敷地の中に存在していますが、これまであまり共存共栄という見地から活動していたことは少なかったかと思います また、その横に舞子公園という兵庫県管轄の公園があり、そして国の管轄でもある「明石海峡大橋」・・・この国・県・市に縦割りからかあまりこの周辺一帯が協業して何かを行うということはなかった・・・ 一般市民や観光客、いわゆる消費者にとっては全く関係ない「縦割り感」 かくいう民のセトレも、あくまでもホテル単体の点的見地からしか、運営をしてこ

          舞子の面的価値の創造

          姫路城の市場価値

          https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79763060T00C24A4LKB000/ 先週の新聞で表題の記事が出ていました 姫路城といえば世界遺産ですが、その価値は1.8兆円 社会価値ということの基準は定かでありませんが、 調査は「利用するためにいくら払うか」という利用価値と「なくさないためにいくら払うか」という非利用価値(存在価値)を市民、市民以外の日本人(姫路城への訪問経験者含む)、訪問経験のある訪日外国人客に調査。1人当たりの支払い

          大川小学校と中浜小学校

          東北の桜植樹で訪れた地域では、震災の前後で様変わりした街の様子が、当事者でない私にとっても明確に想起出来る場所があります そのひとつが、小学校 石巻市立大川小学校https://www.ishinomakiikou.net/okawa/ 山元町中浜小学校 https://drr.miyakyo-u.ac.jp/memories/project/nakahama/ 津波によって、甚大な被害を負った、その記憶を残すべき震災遺構として公開されています 産業遺産として、長崎には軍艦

          大川小学校と中浜小学校

          桜植樹ツアー

          先週、5年ぶりにGC主催での桜植樹ツアーで会員様と一緒に東北各地を巡ってきました GCでの植樹ランチでの消費額の一部を東北大震災の被災を応援する「NPOさくら並木ネットワーク」様の活動に参画するカタチで寄贈しています もうかれこれ10年になりますが、植樹をした地域の町内会の皆さんには歓待を受けるのは本当にうれしい体感です! こちらが、励まされているような心境になります 毎回感じることは、応援している(ないしは励ます)つもりが、逆に応援されている(励まされている)、そして感謝さ

          プラチナ!

          新聞で「働きがい」「働きやすさ」の両立といったテーマの記事がありました! 「働きがいはないけど働きやすい」これがホワイト 「働くにくいけど働きがいがある」これがモーレツ 前者のホワイト企業がここ10数年礼賛されてきましたが、最近ではモーレツというのに対しても批判的ではなくなってきているようです! 但し、それは昭和的なモーレツでなく、「働きがい」(実感)があること・・・それはモチベーションを向上することを重視すること(ホワイトは安心して快適に働ける職場づくりに注力) 私はどっち

          春のハイランド!

          久々にハイランドのディナーをお客様を招いていただきました! 春のメニューですが、いつもながら「らしさ」が湧き出ています! 広峰山で奪取した?竹を播磨の魚の器に仕立て、余った竹でぐい呑みを創作し、それで飲む地酒は最高です(飲む前から旨いわけです) これまた、山から奪取した山菜達を天ぷらに仕上げる! まさに、地産地消を超えた、自産!(自らではないけど・・・💦) 奥播磨の酒粕汁には但馬鹿が入っていますが、それを奥播磨の地酒で楽しむ! 贅沢というのは、高級食材を施すのでなく、そこなら

          入社式

          先日1日、無事に新入社員入社式が行われ、精鋭!6名がホロ社の一員として加わりました! 毎年、それぞれに特徴あるメンバーですが、今年は、なんというか、元気印系が多い印象です! 早く現場に慣れつつ、慣れ切らないような心持で自分自身を発揮してもらいと思っています! 最近のホロ社入社するメンバーは、かつてみたいに「ブライダルがやりたい!」「ホテル業態が好き」といった「やりたいこと」が明白な人は少なく、よくいえば柔軟に色々キャリアを考える、悪く?いうと、やりたいことがぼやけている・・・

          地方の誇り

          画像は香川県三豊市というところにある「父母が浜」 https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/ この夕陽を映す美しい光景では訪問客が年間50万人になったそうです・・・6年前は5000人💦(100倍です) 20年前は漂流ゴミに溢れ訪問者は数人だったそうです 埋め立てと工場誘致の計画があった際に反対する地元ボランティアがゴミ拾いを始めささやかな抵抗をつ続けた結果今や参加者が200人超 そして、目下、環境大臣特別賞なるものを受賞し、地元素

          未来経営塾

          NPO同志社大学産官学連携ネットワークのプログラム「未来経営塾」で来月、CFOの田中愛乃さんに登壇してもらいます 半年余り活動してきたフィードバック?をこの場、この機会で披露する・・・という感じです! タイトルは「企業の未来の託し方」・・・これは私が考えたのですが、私の思いは、企業(ホロ社)の未来を今の発想頭の延長線で捉えていかない・・・そのためには、これからの社会の当事者である、そしてまだ社会に出てない学生、しかも、20歳以下(意識高い系・・・にもとらわれない)、の、いわゆ

          愛すべき不便

          愛すべき不便 新聞記事で「不便」が特集されていました! 愛すべき「不便」 役に立たない、手間がかかる、遠い、遅い、労力を要する・・・ 大概、これらは好ましいものでない「不便」 そして人間社会は、これを解消し、発展させてきた・・・まさに文明! しかし、こんな時代だからこそ、あえて、手間暇をかけたり、面倒な方法を選ぶ・・・ 音楽を聴くレコードもその一種!・・・今やレコード店ではCDの売上をレコードが抜いたそうです!・・・これ30数年前とは逆にシーンです 音楽は、いい音で聞きたい

          鈍考

          表題の名前の施設(店)が京都の北・修学院離宮のさらに奥の住宅街にひっそり佇んでいます https://donkou.jp/ 私設図書室です!・・・ブックディレクター・幅さんがプロデュースしたそうです 京都市内ですが、出町柳駅から叡山電車という単線に乗って10分、無人駅で降りて、そこから歩くこと10分・・・駐車場もない・・・歩いてくるしかない場所です 住宅が並ぶ一画に「鈍考」があります 図書室ですから本屋でも、図書館でもありません(つまり本の数が充実しているわけではありません)