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ウラジオストク駅にて
昨年の9月、夏の終わりにしてはやけに肌寒い地だった。日本、関西国際空港からわずか2時間半、なのに街行く人の顔ぶれはアジア人でなく西洋人ばかりだ。それもそのはず、ここはロシア・ウラジオストク。いくらロシアの中で南にあるといっても日本よりは当然北に位置する。街を出歩く人々の装いはもう既に長袖だった。
そんな中、半袖で季節感のない東洋人の僕はホテルから歩いて数分、ウラジオストク駅に着いた。別に今から列車
新型コロナウイルスの流行で考えた~人の命より重いもの~
日に日に増加する新型コロナウイルス感染者とそれに伴う自粛ムードの拡大。イタリアなど諸外国の事例を見ればこの傾向はしかるべきといったところだろう。春になったというのにこの新型コロナウイルスは今のところ収束を垣間見せることなく拡大している以上この先もこのウイルスは「撲滅」されることなくこの地球上に残り続けていくのではないかと勝手に予想している。しかしそれはとても恐ろしいこと…だろうか?
よく考えてみ