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都会の公園は、働く人のオアシス


私が以前ITベンチャー企業で働いていた時、梅田にオフィスがあったのですが、よくお昼ご飯の時に近くの公園に立ち寄っていました。

当時は、オフィスに戻ると全力で仕事をしなければならなかったため、昼ごはんを食べてすぐにオフィスに戻るのは嫌だな、と思うことがよくあったからです。

ふらっと公園に寄ってみると、私と同じようなサラリーマン・OLの方がけっこう公園に集まってきていて、最初は驚きましたね。

公園にいるハトの数よりも、サラリーマンの数の方が多かったのが印象的でした。

疲れてぐったりしているサラリーマンや、たばこを吸いながらスマホを触っているOLの方が多くいる中で、その横では子供がむじゃきに走り回っている光景は、ちょっと異様なものを感じました。

私はそんな光景を見ながら、都会で働く人にとって、公園はオアシスとして機能しているのではないかと感じていました。

私自身、会社内にいるのがしんどい時は、ひとまずここに来れば自分を取り戻すことができ、ほっとする瞬間があったためです。

また、公園内の方々は、おそらく同じような境遇で休憩しに来た方もいて、不思議な仲間意識も生まれていました。

実際に公園に来ていたサラリーマンたちがどんな心境だったかはわかりませんが、公園が心を落ちつけるオアシスになっていたのは確かだと思います。


大人になると、子供の頃にはなかった事情や責任が発生するため、自然と逃げ場所が無くなってきますよね。

そのような中で、特に都会で競争社会の中で闘っている大人たちにとっては、ほっとできる避難場所があることには、非常に大きな意味があると感じました。

また私自身、都会にある公園のような、ここにくればひとまずホッとできる場所や時間を提供できる人間になりたいな、と思いました。


今日はここまでです。

それでは、また(^-^)ノ

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