新卒就活で、自分に自信がない人ほど大手企業を目指した方が良い理由
おはようございます！
大阪府淀川区を拠点に活動している、
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です(^-^)
大学生からの就活相談をしていて、
最近思うことがあります。
それは、
自信を持って、自分のすすみたい方向へ
就活を進められない学生さんが、一定数いること。
例えば、
行きたい会社や業界はあるけれど、
学歴や学生時代の経験、自分に自信がないから、
本命の大手企業へのエントリーを
諦めてしまうという状況です。
「大手にいきたいなら、
エントリーだけでもしてみたらいいのに！」
と、一般の人は思うかもしれません。
ですが、
今年は夏のインターン選考も厳しかったという
状況もありました。
大手企業のインターンに何社にも落とされ、
「ここは自分が行ける会社じゃなかったんだ・・」
と思ってしまう学生さんがいることは、
無理はないのかな、と私は思います。
ただ、これは私自身の考えですが、
自分がどう働きたいかわからない人、
自分に自信を持てていない人にこそ、
新卒(ファーストキャリア)として
大手企業を目指すことをおすすめしています。
もちろん、
新卒で絶対に大手に行かないと人生が終わる、
ということはありません。
ですが、
ファーストキャリアで大手企業に入社することは、
その後のキャリアにとってもプラスの影響を
与えることが多いと私は考えています。
そこでこの記事では、
自分に自信がない人こそ、
新卒で大手企業を目指すべき理由
について、お話したいと思います。
新卒で大手企業に入社するメリット
新卒で大手企業に入社するメリットについて、
私はこの3つを考えています。
①お手本になる人が見つかりやすい
②同期が多い
③転職のハードルが下がる
※ここではあえて、
年収や福利厚生、知名度のような観点ではなく、
情緒的な側面・キャリア形成の観点に
フォーカスして挙げてみました。
次からそれぞれについて、
説明していきますね。
①お手本になる人が見つかりやすい
大手企業に入ると、
たくさんの人と関わりながら
仕事をすることになります。
やはり大手企業の方が人数も多いですし、
スケールの大きな仕事をしていることもあってか、
視座の高い人、能力の高い人と関わる機会が
多いことは事実です。
もちろん、
中小企業にもお手本になる人はいますが、
私自身の転職経験・体感からも
圧倒的に大手企業の方が、
お手本になる人は多いです。
お手本になる人がいると、
どんないいことがるのでしょうか？
キャリア形成の視点からは、
自分1人の力で頑張るよりも
環境の力を活用することが非常に大切です。
お手本となる人が多い環境の方が、
自分自身の意識も高くなり、
キャリア形成のスピードは確実に上がります。
また、お手本になる人は
自分の将来のモデルケースにもなります。
今の自分の進む道が見つかっていなくても、
自分の将来像を具体的にイメージしやすくなる、
というメリットもあります。
②同期が多い
大手企業は、
当然ですが新卒の採用数も多いです。
はじめて社会に出て仕事をしていく上で、
同期の存在はとても大きいです。
落ち込んだ時には精神的な支柱になってくれたり、
一緒に遊べる仲間になったり、
時には競うライバルになったりもします。
これは、
先ほどの環境の話にも共通することですが、
切磋琢磨する仲間がいるおかげで、
自分のキャリアを真剣に考える機会ができたり
行動がしやすくなるのです。
また、
ファーストキャリアで同期になった人とは、
一生の付き合いになる場合も多いです。
私自身、
今は転職して新卒で入社した会社を離れましたが、
その会社の同期とは、今でも飲みに行ったり、
遊びにいったりする関係は続いています。
一生の繋がりになる人がたくさんいた方が、
仕事以外の人生のシーンも豊かになります。
意外と盲点ですが、
同期が多いというのは、
長い人生を考えると大切なポイントだと感じます。
③転職のハードルが下がる
次に、転職のハードルが下がる、
ということについて説明します。
※転職の際、大手企業のカンバンが使える、
というのも事実としてありますが、
ここでは違う側面からお話します。
大手企業では、
スケールの大きな仕事ができたり、
教育研修の機会が充実しています。
そのため、自分で手を挙げさえすれば、
いろんなことに挑戦できたり、
自分で欲しいスキルを身につけられる環境も
整っています。
もしも入社時点で
やりたいことが明確になっていなくても、
仕事をする中で、だんだんと自分が進みたい
方向が見えてくることもあります。
そんな時に、
自分が進みたいと思うキャリアにつながる経験を、
自分からとりにいける環境があるというのは、
大きなメリットです。
私自身、転職をする前には、
どのように今の仕事や経験を
次のキャリアに活かせるか、という視点で
自分から仕事をとりにいく感覚で働いていました。
特に、海外経験や新規顧客開拓など、
大手企業にいた時に身につけたスキル・経験は
転職活動を大きく助けてくれたと実感しています。
大手企業でしか積めない経験は
転職のハードルを確実に下げてくれると
私は感じています。
新卒で大手企業に入社するデメリット
メリットばかりを話しましたが、
新卒で大手企業に入社するデメリットもあります。
例えば、
言われたことしかできない
指示待ち人間になる可能性がある
ということが挙げられます。
大手企業に入ると、
何らかのマネジメントシステムの中で管理されて
仕事をすることがほとんどになります。
そうなると、
上司からの指示を受けて仕事をする、
というシーンが多くなってきます。
この仕事のやり方に適応してしまうと、
自分の頭で考えて仕事を進めていくことが
難しくなってしまいます。
大手企業のマネジメントシステムは魔物のようで、
これに取り込まれてしまうと、
会社の歯車として働くことになってしまいます。
こうなると、
自律的なキャリア形成は難しくなりますし、
将来働いた先に、
「今まで自分は何をしてきたんだろう？」
と後悔することにもつながります。
自分の意思で考えて行動する、
大手企業という器を活用してジャンプアップする、
という姿勢を持って働くことで、
この負の状態に陥ることを回避できます。
まとめ
今日は、
「自分に自信がない人ほど、
新卒で大手企業を目指すのがいい理由」
について話しました。
一般的な大手企業のメリットではなく、
長期的なキャリア形成を考える上での、
メリットにフォーカスしてまとめています。
何をしたいかわかっていない、
自分に自信を持てない状態だからこそ、
大手企業の環境を活用することで
自分の進みたい方向が見えてくるはずです。
もちろん
結果的に中小企業に就職したとしても
それが全く悪いわけではありません。
今回紹介した大企業のメリットはなくとも、
優良な中小企業はたくさんあります。
ただし、その優良な中小企業を見極めるのは
新卒就活の段階では不可能に近いと感じます。
だからこそ、
ファーストキャリアでは
未来の選択肢を広げるために
大手企業を目指すことを私は強くお勧めします。
でも、
大手企業を受けていく自信がもうないよ・・
という方は、
私と一緒に就活対策をしていきましょう！
いくつかのポイントをおさえれば、
大手企業への就職は不可能ではありませんよ。
勇気を持って、
自分の道を切り開いていきましょう！
今日はここまでです。
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