#104: こんなときだから♪ビック・バンド〜楽器に命を吹き込む「ウィンド・マシーン」

ベイシー:ウィンド・マシーン(1975)

#99 -105のテーマは「風のように軽やかに,しなやかに生きるー風と音楽」

楽器に命を吹き込むために必要なものー「風」

吹奏楽器で編成された吹奏楽や,ジャズのビッグ・バンドにとって風はなくてはならないもの,といえるでしょう。

2020年,当たり前のように演奏されていた吹奏楽器に大きな難問が立ち塞がるなど誰が予想したでしょうか? 現在,様々な検証が行われていますが,科学的にも,精神的にも安心して楽器を演奏する日が復活することを願うばかりです。私たちが息を吹き込まなければ,楽器も輝きません。風を欲している楽器にとっても,はやく風を起こせる日が訪れるのを祈りたいと思います。

本日お送りする作品は,ジャズ・ピアニストであり,グレン・ミラー、ベニー・グッドマン、デューク・エリントン等と共にスウィングジャズ、ビッグバンドの代表者に数えられるカウント・ベイシー(1904-1984)の「ウィンド・マシーン」です。

ピアノとドラムス,そして吹奏楽器が奏でるキレッキレなアンサンブルは,まさにビッグバンドの真骨頂。アマチュアバンドにとっても憧れの一曲でもあります。

ああ,早くあの疾風するグルーブに飲まれたい!

今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!


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