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下積みを怠った結果、社会人になって絶望した話

楽して生きていけると思っていた

私は以前、楽をして生きていく道は必ずあると信じていました。

高校生くらいの頃から、インターネットの発展によって、人との関わりを最小限にしながらもビジネスを行えるようになってきていると時代の変化を感じていました。
自然と自分もやりたいことだけして、楽して生きる道を選択できるのではないかと考えていたのです。

なにしろ学生時代の私にとって、社会人のイメージは最悪そのもの。
行きたくもない飲み会に参加させられたり、理不尽な残業をさせられたり、上司に嫌味を言われて鬱になったり。
嫌な話ばかりがテレビやネットで流れてきて、なぜそのような道に自ら進む必要があるのかと思っていました。

入社した当初は、仕事に正直モチベーションは全くなく、独立した時に困らないようにプログラミングや最新技術を学びながら仕事ができるという理由で会社を選びました。
正直言って貢献したいという気持ちや、業績でトップを目指すなどの熱意は全くありませんでした。

案の定、仕事はめちゃくちゃキツかったです。
ただ私は思い違いをしており、自分がどれだけ甘えた考えをしていたかよくわかりました。
今の時代でも、お金を稼ぐのは全く楽じゃなかったです。

自分は何も持っていないと気づいた

結局しんどい思いをしながら働いている自分がいて、プライベートの時間すら作れない。
インターネットを有効活用してもっと楽に働けないかと、音楽を作ってみたり小説を書いてみたりできないかと試してみましたが、お金を稼げるほどのクオリティはもちろん作り出せません。

私がしていた大きな間違いは、時代が勝手に自由になれる選択肢を与えてくれると思っていたことです。

ちゃんと学生時代にいろんなことでお金を稼げるようなスキルを身につけたり、社会に揉まれても生きていけるようにコミュニケーション力を身につけておくべきでした。

学生時代に下積みを怠ったことで、まさに今仕事の選択肢が限られてしまっていると気づきました。

若いうちに苦労すれば。という言葉は好きではないです。
若い時にしかできないことを全力で楽しまないのは勿体無いと思っているからです。
ですが下積みを怠ると人生の選択肢が狭くなり、結果的に自分の首を絞めてしまうと、今更ながら反省しています。

これからの人生を考えると今が一番若いので、いろんなスキルを身につけてまた下積みから始めようと思ってます。
特に人間関係についてはまた一度考え直してみます。

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