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2023年6月の記事一覧
顧客にとってどんないいことがあるか
今日、ある事業に関わっているかたから、その事業内容を聞く中で、「事業者としてやりたいことがいろいろあるのは素敵〜。それとは別に顧客の立場になったときにそのサービスを受けることでどんないいことがあるんだろう」と質問した。
自分をより良い状態にするためにお金を払う
消費者の立場として、今、私がほしいものを考えたとき、例えば自宅のキッチンの窓にサイズの合う網戸がほしい。虫の心配をしないで窓が開け
スーパーのお弁当も美味しいよ、という隙間
「夕食、何食べるんですか? 明日何するんですか」って聞かないで
私が初めて、宿泊を伴うひとり旅をしたのは、二十歳くらいの頃だったと思う。実家のある関西を起点に広島、宮島、福岡、熊本、長崎の離島、島根を回って戻ってきた。旅先の宿で「今日はどこに行ってきたんですか? 晩ご飯は何が食べたいですか? 明日は何をしますか?」と矢継ぎ早に聞かれ、(あぁ、どこかに行かないといけないんだ。何か食べに出かけない
架空のスタッフとして書いたゲストハウス業務
*これは架空のスタッフ目線で、飯室(オーナー)が妄想して書いたものです。昨日投稿した『経営者とスタッフは同じ気持ちにはなれない』と対比して読んでいただければ…と。
ゲストハウスを開業したい
ゲストハウスでフリーターとして働いている。それはいつかゲストハウスを開業したいからであり、当面の生活費を稼ぐためでもある。ぼくがゲストハウスを開きたい理由は旅人に恩返しをしたいからだ。自分が海外を旅したと
経営者とスタッフは同じ気持ちにはなれない
アルバイトの自由と不安定
アルバイトスタッフは自分の時間の一部を使いお金をもらう方法のひとつとして1166bpでアルバイトをしている。もちろん遊びや旅行もバイトと並列の関係性。休みたいときに休めるし、辞めたくなったら辞められる。リスクも大きな責任もない。そしておそらく、それと引き換えのように安定した雇用もない。アルバイトというのはそういうものだし、お互いにそれを理解した上で "ここで働く" "
研修旅行で感じた、旅人の気持ち
毎年1度、スタッフ研修と題してみんなで旅行をする。宿の経済状況、そのときのスタッフの行きたいエリア、使える交通機関、宿を休める日数や我が子の年齢などいろんなことを加味しつつ、だいたいの場合は宿主の飯室が行き先を決める。
これまでの行き先は、県外では北海道、新潟、東京、大阪、沖縄。県内では小谷村、池田町、松本、下諏訪、小布施、湯田中、須坂、上高地、白馬などを訪れた(他にもあったかも)。
研修旅
知らない世界があることを意識すると世界は広がってゆく
こどもを産んでから、初めて "こどもを育てる" という世界に足を踏み入れた。自分はたいていの場合、新しい世界に一歩踏み出すのに勇気がいるし躊躇するんだけれど、こどもが産まれたとなればためらう時間はない。「いま何ヶ月? あぁ、じゃぁ5倍粥始まった?」「育成会の連絡みました?」。これまでだってずっと子育ての世界では共通言語として発せられていたであろう言葉でも、私の耳には新しい。それを学び、体感し、自
もっとみるどんなイベントをいつやる?
イベントを行う時間
もしあなたが、"若者が夜な夜な集って「カンパーイっ!」と飲み交わしている宿" を求めて泊まりにきたとしたら、1166バックパッカーズは物足りないかもしれない。もちろん、一期一会の旅人同士でテーブルを囲み身の上話や旅の話をするのは楽しいし、そういう光景は毎日のようにある。一方で、1166バックパッカーズは消灯時間に厳しい。22時半を過ぎれば音楽や照明は徐々にトーンダウンし、2
女ひとりで宿経営。危険はないのか?
ゲストハウスを経営したいひとにとって、やりたい宿のイメージは強くあると思うのですが、起こりうるリスク・不安要素にもきちんと目を向けてゆく必要があります。今回は1166バックパッカーズでこれまで起こった対処に困った案件を、いくつか。
自転車で転けたおじいちゃん
まだ一人で宿を営業しているころでした。1166バックパッカーズの玄関はこんな様子でして、この椅子に座って仕事をしていた午後3時ころ、
チェックイン前から始まっている
これまで使ってきた予約サイトを振り返る
思い起こせば20年ほど前に欧州を回っていた際は、「Hostelworld.com」というOTA(オンライン・トラベル・エイジェンシー、つまり店舗ではないオンライン上の予約サイト)を使っていた。国内では "にゃらん" という猫のキャラが可愛いが故に、「じゃらんネット」を。ここ数年では楽天ポイントが貯まっているので「楽天トラベル」で。10年ほど前に海外にいっ
ゲストハウスあるある、靴であがっちゃう話
今日も海外勢のひとりがうっかり靴のまま玄関の段差を飛び越えてきた。私は気が付かなかったんだけれども、連れていってた娘がゲストには見えないように私にだけ「お客さん、靴で入ってきちゃった…」と小さな声で合図を送ってきた。
この玄関框の段差は海外勢にとってはどう映っているのだろう。少なくとも日本人とっては「ぬぐのかもだよね、ここ」というサインになっている気がするんだけれど、海外勢にとっては暗黙の了