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アイディア創出プロンプト(仮)
日常的なChatGPTの使い方も一通り出尽くしてきている気がしていて、論理的である一方、飛躍したアイディアの創出には向いていないような気がしています。
私は、ふとしたひらめきや直感から生まれたものをベースに、物事を組み立てていくのが得意なほうで、そういったひらめきを与えてくれるツールとして使えないかを探っています。
そこで、ChatGPTにアイディア創出の助けをしてもらおうと、以下のゴールシー
早速Microsoft Loopのプレビューを触ってみる
パブリックプレビューが公開されたので、Notion対抗馬といえるMicrosoft Loopを触っていきます。
管理者がクラウドポリシーを有効にする必要がありますので、既存環境の方はツイートからドキュメントをご確認ください。
サインインしたトップスクリーンはこんな感じです。今までのMicrosoftの製品と打って変わって、明らかにユーザーが使いたくなるようなデザインに仕上げていると感じます。
口だけで開発したコードの改善余地を口に出してもらってわかる使い方の問題点
前回のコードを使用して改善案の提示をしてもらいます。もう少し口だけで開発できるかと思って進めていたのですが、うまくいかないケースが頻発したので、先にその説明をしてから進めます。
口だけ開発がうまくいかなくなるタイミングモックアップまではサクサク進むのですが、細かい要望が出てきたときに、まったく対応できなくなりますので気を付けましょう。
何がうまくいかないかというと
コードを提示してもらう毎に
ChatGPT3.5と4で知性・教養の認識を検証して気づいてしまったこと
ChatGPTは膨大なトレーニングデータがあるため、知識・教養についてもチートレベル(の推論モデル)を持っていると考えました。そこで、知性と教養のパラメータ変動によって、回答内容やふるまいに差が生じるのか検証してみます。
まずは、人格をインストールしましょう。ChatGPT 3.5と4で出力の違いを確認しながら、比較をしていきます。上が4、下が3.5です。
さて、知性と教養について一般的な定義
Power Automateのトリガーの値は、そのまま参照しないほうが後々困らない
Power Automateでは前段までのアクションの値を後続のアクションで使用することで、他のデータソースに値を登録したり、条件によってアクションを変更するなど、決められた手続きで自動化するサービスです。
一度自動化してしまえばあとは安心!ということにはならず、業務要件が変動するにつれて、トリガーの見直しが必要になってくることがあります。
どんな時に見直す?例えば、SharePointトリガー
LINE BOTとLogic Appsで文脈理解型のChatGPT APIサービスを構築してプロンプトインジェクション対策を試したきづき
前回の続きです。LINEなど一般的なアプリで文脈理解型のロジックを組む場合の設計について興味がわき、実装してみた話です。採用技術はAzure Logic Appsです。従量課金で費用が発生しますが、検証としては微々たる額です。無料で行いたい場合は、Google App Script(GAS)などで構築する例が出回っていますので、そちらで試してみてください。
構築の流れLINE開発者アカウントの申
ChatGPT APIによる会話蓄積・文脈理解型のチャットボットをPower Automateを使ってMicrosoft Teamsに実装した気づき
前回ChatGPT APIで試せなかった部分の検証を進めていきます。
gpt-3.5-turboでは、userとassistantの会話を積み重ねることができるような構造になっており、チャットボット開発を簡単にできるようにAPIが設計されています。
会話の内容を蓄積するロジックリファレンスの通りmessages配列には以下の順にデータを格納してきます。
systemへの命令文を格納する
us
ChatGPT APIをメールの要約アシスタントとして働かせた実験と気づき
もはやn番煎じ感さえあるChatGPTを試してみたアイディアです。私としてはコンテンツライティングやアイディアのブレストにはちょうど良く使えるのではないかという考えを持っているところですが、もっと実際の業務担当者の日々の業務で使えそうなものはないか、ということでAPIの検証を兼ねてテキストの解析をさせてみました。
APIであればオプトインしない限り、学習データとして使用されることはない規約になっ
Power Appsで入れ子のギャラリー(Nested Gallery)を使うのはよほどのことがない限りやめましょうの話
私が顧客にサービスを提供し始めたころに、機能としてできるとしてもやめておこうの考えを持った経験の一つです。Power Appsでは当初からギャラリーの中にギャラリーを作成できることができます。これを入れ子のギャラリー(Nested Gallery)と呼びます。
どういうときに求められるのか入れ子のギャラリーはカテゴリ情報を持つデータや中間IDを持つデータを一覧でまとめる際に使用します。
システ
業務部門の担当者がPower Apps・Power Automateでアプリ開発をするときに大事にしておきたい思考
Power Apps・Power Automateで顧客の業務アプリ開発を始めてから、かれこれ5年程が経ちました。業界の中でも、多くのキックオフ・サービスインを経験してきたと思います。
お客様から挙げられる課題や実現したいことは、いたってシンプルで共通項があるものの、その中身(機能要件)が複雑になりがちです。「複雑なのに開発がコーディングよりも効率的に行えない中、どのようにしたら生産性を高め、顧