最近の記事
LINE BOTとLogic Appsで文脈理解型のChatGPT APIサービスを構築してプロンプトインジェクション対策を試したきづき
前回の続きです。LINEなど一般的なアプリで文脈理解型のロジックを組む場合の設計について興味がわき、実装してみた話です。採用技術はAzure Logic Appsです。従量課金で費用が発生しますが、検証としては微々たる額です。無料で行いたい場合は、Google App Script(GAS)などで構築する例が出回っていますので、そちらで試してみてください。 構築の流れLINE開発者アカウントの申請・登録から初期設定等 GASで行う手順とほぼ同じですが、今回はアクセストーク
ChatGPT APIによる会話蓄積・文脈理解型のチャットボットをPower Automateを使ってMicrosoft Teamsに実装した気づき
前回ChatGPT APIで試せなかった部分の検証を進めていきます。 gpt-3.5-turboでは、userとassistantの会話を積み重ねることができるような構造になっており、チャットボット開発を簡単にできるようにAPIが設計されています。 会話の内容を蓄積するロジックリファレンスの通りmessages配列には以下の順にデータを格納してきます。 systemへの命令文を格納する userの質問を格納する assistantの回答を格納する 新たなユーザーの質