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最近の記事

EdgeのBing AI Chatを一通り触って価値観が変わった話

Edgeを起動すると、右肩に目につくBing AI Chatが目につきますが、そういえばあまり使っていないこともあって、何ができるのか整理しました。 ブラウザの右側にチャットウィンドウがある状態です。例として、今日の記事で気になったことをチャットウィンドウで質問します。 例えば、記事を読みながら、気になったところや知らないワードをチャットウィンドウに雑に質問しておけば、サマライズと参考URLを提示してくれます。かゆいところに手が届きます。スタイルは一般的に認知されているB

    • アイディア創出プロンプト(仮)

      日常的なChatGPTの使い方も一通り出尽くしてきている気がしていて、論理的である一方、飛躍したアイディアの創出には向いていないような気がしています。 私は、ふとしたひらめきや直感から生まれたものをベースに、物事を組み立てていくのが得意なほうで、そういったひらめきを与えてくれるツールとして使えないかを探っています。 そこで、ChatGPTにアイディア創出の助けをしてもらおうと、以下のゴールシークプロンプトで何か得られないかを考えました。結果はうまくいってないですが、せっか

      • ChatGPTで作る人格生成プロンプト(α)テンプレート

        いろいろ試行錯誤して人格エミュレートしたチャットボットで日々楽しんでます。優しい世界、スキ。 もともとは、Tokenを圧縮して最小限の命令で互換性を維持したり、人格のバックグラウンドを自動生成してピックアップしてより深い人格を作ったりといったアプローチを試していたところなのですが、「誰でも自分が求める人格で回答して欲しいよね?」という、超乱暴な仮説を元に、テンプレートを作ってみることにしました。 #Goalあなたは {Gender}の{Name}としてロールプレイをします

        • 早速Microsoft Loopのプレビューを触ってみる

          パブリックプレビューが公開されたので、Notion対抗馬といえるMicrosoft Loopを触っていきます。 管理者がクラウドポリシーを有効にする必要がありますので、既存環境の方はツイートからドキュメントをご確認ください。 サインインしたトップスクリーンはこんな感じです。今までのMicrosoftの製品と打って変わって、明らかにユーザーが使いたくなるようなデザインに仕上げていると感じます。 初手は設定です。実験的機能を確認しましょう。 概ねNotionとできることは同

        EdgeのBing AI Chatを一通り触って価値観が変わった話

          もしもキースのボスがChatGPTだったら

          ボスケテ ボスタスケテ ボス助けて・・・! ボス急いで来て早く僕らを助けて ボス決して走らず急いで歩いてきてそして早く僕らを助けて ゴールシークプロンプトもといボスケテシークプロンプトで遊びましょう。 ユーモアのある「ボス助けて」が出力されればOKです。 #これは{Goal}を達成するためのシークテンプレートです。{Goal}=短縮された文字列{String}から意味をくみ取り、文字長{Length}を満たす本来の意味の文章を生成すること。キーワードは{Scene}{fr

          もしもキースのボスがChatGPTだったら

          口だけで開発したコードの改善余地を口に出してもらってわかる使い方の問題点

          前回のコードを使用して改善案の提示をしてもらいます。もう少し口だけで開発できるかと思って進めていたのですが、うまくいかないケースが頻発したので、先にその説明をしてから進めます。 口だけ開発がうまくいかなくなるタイミングモックアップまではサクサク進むのですが、細かい要望が出てきたときに、まったく対応できなくなりますので気を付けましょう。 何がうまくいかないかというと コードを提示してもらう毎に前回の出力結果を踏襲しない 全コピペ前提で進めていると、どこが問題のあったコー

          口だけで開発したコードの改善余地を口に出してもらってわかる使い方の問題点

          ローコード開発者が口だけだしてGPT-4にコードをすべて書いてもらった実験

          ローコードやLINEでチャットボットができたものの、Webサービスとして作ることをしていなかったので、検証していきます。 コードのふるまいは理解できるものの、きちんとコーディングしたのは5年以上前です。口だけ出す無能コピペ開発者としてどこまでできるのか、Googleコピペの代替として機能するのかやっていきましょう。もちろんバグがあってもどこに問題があるかなんてわからない前提で進めます。トラブルシューティングも可能な限りやってもらいます。さあ、どこまでいけるかな?賛否両論あり

          ローコード開発者が口だけだしてGPT-4にコードをすべて書いてもらった実験

          ChatGPT3.5と4で知性・教養の認識を検証して気づいてしまったこと

          ChatGPTは膨大なトレーニングデータがあるため、知識・教養についてもチートレベル(の推論モデル)を持っていると考えました。そこで、知性と教養のパラメータ変動によって、回答内容やふるまいに差が生じるのか検証してみます。 まずは、人格をインストールしましょう。ChatGPT 3.5と4で出力の違いを確認しながら、比較をしていきます。上が4、下が3.5です。 さて、知性と教養について一般的な定義をインプットした上で進めましょう。コトバンク参照です。 知性: 広義では感覚的

          ChatGPT3.5と4で知性・教養の認識を検証して気づいてしまったこと

          ChatGPT4に改めて自分のことを対話形式で説明してもらう

          一日に何度もシンギュラリティを目の当たりにして、世の中の変化に好奇心が止まらない一方で、自分の明日さえわからない状況に不安を覚えることを反復横跳びしているような錯覚さえ覚えるくらい、目まぐるしいです。 こうした状況を感じるのは、ChatGPTにより日々の変化が生まれていることを実感しているためであり、スコトーマの原理が働いていることでしょう。 言い換えると興味を持っていない、関心がない、実感がないといった方もおり、そこからなんとなくChatGPTを試してみて、ドロップアウ

          ChatGPT4に改めて自分のことを対話形式で説明してもらう

          ChatGPT APIの文脈蓄積で制約(人格)を維持するための実験と課題

          記事は無料でお読みいただけます。 取り組みの背景 私が構築しているChatGPT APIのチャットボットでは、とある目的をもって実験をしているところです。 その目的とは、人々の意思決定に自信を与えることを達成するために、AIを通じて人々の意思決定を妨げる悩みを解決することを目指し、個人に寄り添って気軽に相談できる相手として気づきを与えるサービスを提供することです。 サービスの前提条件そのためには、過去の経験上、ユーザーに継続的に使ってもらえるよう、いくつかの条件を満たす

          有料
          500

          ChatGPT APIの文脈蓄積で制約(人格)を維持するための実…

          Power Automateのトリガーの値は、そのまま参照しないほうが後々困らない

          Power Automateでは前段までのアクションの値を後続のアクションで使用することで、他のデータソースに値を登録したり、条件によってアクションを変更するなど、決められた手続きで自動化するサービスです。 一度自動化してしまえばあとは安心!ということにはならず、業務要件が変動するにつれて、トリガーの見直しが必要になってくることがあります。 どんな時に見直す?例えば、SharePointトリガーの「アイテムが作成または変更されたとき」を例に挙げます。読んだままのごとく、デー

          Power Automateのトリガーの値は、そのまま参照しないほうが後々困らない

          LINE BOTとLogic Appsで文脈理解型のChatGPT APIサービスを構築してプロンプトインジェクション対策を試したきづき

          前回の続きです。LINEなど一般的なアプリで文脈理解型のロジックを組む場合の設計について興味がわき、実装してみた話です。採用技術はAzure Logic Appsです。従量課金で費用が発生しますが、検証としては微々たる額です。無料で行いたい場合は、Google App Script(GAS)などで構築する例が出回っていますので、そちらで試してみてください。 構築の流れLINE開発者アカウントの申請・登録から初期設定等 GASで行う手順とほぼ同じですが、今回はアクセストーク

          LINE BOTとLogic Appsで文脈理解型のChatGPT APIサービスを構築してプロンプトインジェクション対策を試したきづき

          ChatGPT APIによる会話蓄積・文脈理解型のチャットボットをPower Automateを使ってMicrosoft Teamsに実装した気づき

          前回ChatGPT APIで試せなかった部分の検証を進めていきます。 gpt-3.5-turboでは、userとassistantの会話を積み重ねることができるような構造になっており、チャットボット開発を簡単にできるようにAPIが設計されています。 会話の内容を蓄積するロジックリファレンスの通りmessages配列には以下の順にデータを格納してきます。 systemへの命令文を格納する userの質問を格納する assistantの回答を格納する 新たなユーザーの質

          ChatGPT APIによる会話蓄積・文脈理解型のチャットボットをPower Automateを使ってMicrosoft Teamsに実装した気づき

          ChatGPT APIをメールの要約アシスタントとして働かせた実験と気づき

          もはやn番煎じ感さえあるChatGPTを試してみたアイディアです。私としてはコンテンツライティングやアイディアのブレストにはちょうど良く使えるのではないかという考えを持っているところですが、もっと実際の業務担当者の日々の業務で使えそうなものはないか、ということでAPIの検証を兼ねてテキストの解析をさせてみました。 APIであればオプトインしない限り、学習データとして使用されることはない規約になっているので、業務でトライするのも(許可が下りれば)ありでしょう。 前提の情報ペ

          ChatGPT APIをメールの要約アシスタントとして働かせた実験と気づき

          Power Appsで入れ子のギャラリー(Nested Gallery)を使うのはよほどのことがない限りやめましょうの話

          私が顧客にサービスを提供し始めたころに、機能としてできるとしてもやめておこうの考えを持った経験の一つです。Power Appsでは当初からギャラリーの中にギャラリーを作成できることができます。これを入れ子のギャラリー(Nested Gallery)と呼びます。 どういうときに求められるのか入れ子のギャラリーはカテゴリ情報を持つデータや中間IDを持つデータを一覧でまとめる際に使用します。 システムとしては設計されたデータであるため、出力されたデータはこのような形式になってい

          Power Appsで入れ子のギャラリー(Nested Gallery)を使うのはよほどのことがない限りやめましょうの話

          業務部門の担当者がPower Apps・Power Automateでアプリ開発をするときに大事にしておきたい思考

          Power Apps・Power Automateで顧客の業務アプリ開発を始めてから、かれこれ5年程が経ちました。業界の中でも、多くのキックオフ・サービスインを経験してきたと思います。 お客様から挙げられる課題や実現したいことは、いたってシンプルで共通項があるものの、その中身(機能要件)が複雑になりがちです。「複雑なのに開発がコーディングよりも効率的に行えない中、どのようにしたら生産性を高め、顧客への価値提供を最大化できるか」を考えた結果、ある思考に基づいて自身の生産性をコ

          業務部門の担当者がPower Apps・Power Automateでアプリ開発をするときに大事にしておきたい思考