orangcosong
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2024欧州滞在記 Day 6
木曜日。朝、ヴェロニカさんの車で買い出しへ。ドライブがてら、猫探しの進捗状況を話す。わたしは放置してても大丈夫なタイプだし、特に心配されてないとは思うけど、とはいえ無料で泊めさせてもらっている以上、それなりの成果を挙げる(かもしれない?)ということは伝えておきたい。
一昨年、新潟から来た人たちが凧をつくるワークショップをしたみたいで、その凧をナイレが整理している。近所の子供たちにあげることになっ
2024欧州滞在記 Day 5
キプロスに来てから眠りが深い。不安がほとんどなく、自分が存在としてシンプルになっているのを感じる。なんせ今回の滞在は、作品になるのかどうかの確証もなく「猫を追う」という名目で、実際は毎晩映画祭を観ているだけの、ただの居候も同然なのだ。
今日は映画祭はお休みすることに。夕方少し涼しくなった頃合いに、近所に猫を探しに出かける。
キプロス島には、グリーンラインと呼ばれる南北を分断する緩衝地帯が、
2024欧州滞在記 Day 4
火曜日。明け方、アザーンの声で目が覚める。この声は去年の滞在時も好きだった。二度寝して、手洗いで洗濯。ヨガをして、昨日スーパーで買ってきた野菜とパスタを調理。朝と昼の2食分作ってしまう作戦。
オンラインミーティングやデスクワークをして過ごす。事務所ではレネさんがパソコンに向かい、ヨナタンが庭の木を切っている。静かに時間が流れる。今ここにいるのがフランス人、メキシコ人、日本人、の組み合わせなのは
2024欧州滞在記 Day 3
Day 3
深夜にけたたましい警報音で目が覚める。時計を見ると2時。何? たぶん向かいの家だ。誰かがロックを解除しようとしている音がかすかに聞こえる。ピッピッピ。うちじゃないからいいか。犯罪というより、酔っ払って家に入れなくなったとかそういう感じがする。知らんけど。これだけの音ならご近所じゅうが気付いているだろうし、誰かがなんとかするだろう……と無責任な気持ちで二度寝する。
月曜日。朝。世界は
2024欧州滞在記 Day 2
日曜日。まだ暗い明け方、寒すぎて目が覚める。前回来たのは猛暑の7月だったから、だいぶ勝手が違う。服を重ね着して、用意してくれていた布団をかぶる。
二度寝してから、床を拭くための雑巾と、去年実里さんが設置した滑車で使うロープはありますか、と連絡すると、ヨナタンが持ってきてくれる。まだ身体が少しだるいので、ベッドに横になりながら日記を書いたり、Duolingoしたり。お昼頃、さて何か食べようか、と
2024欧州滞在記 Day 1
北京のトランジットは8時間あったから、外に出る手もあったのかもしれない。ただでさえ複雑な今回の旅程を組むので精一杯で、考える余裕がなかった。次のトランジット地のアテネもそうで、キプロス島のラルナカ空港までの便は1日に何本か出てるけど、目的地に明るいうちに着きたかったから、早めの便にした。
土曜日。北京→アテネは中華系の人が多かったのに、アテネ→ラルナカでは東アジア系はわたし以外もはや誰もいない。
2024欧州滞在記 Day 0
羽田空港のチェックインカウンターで、日数をカウントされる。シェンゲン圏の外にも行くんです、だから日数は問題ないはずです、とその証拠となるチケットをスマホで見せる。ああ、なるほど……と彼女は納得してデータを打ち込む。それでようやく北京行きの航空券が発行される。乗客たちは北京を経由してどこかへ向かう人たちが多いみたいで、カウンターでのやりとりに時間がかかるせいか、長蛇の列ができている。フランス語やスペ
もっとみるDay 302 天の声(ち)
ゆうべ遅くに某氏と打ち合わせがあって、嬉しいオファー(の種)をもらった。コロナじゃなかったら大喜びするような話というか、人生の野望が叶った、と言っても過言ではないような話だけど、そもそも不可能かもしれないし、可能であったとしてもかなりハイリスクではある。思えばこれまでいろんなところに行き、それなりに危ない目に遭ったりもしたけれど、向こう見ずにイケイケというタイプではまったくなくて、むしろゴルゴ13
もっとみるDay301 Solidarity?
朝の新聞読み企画「Good Morning, Yokohama」は今朝もやってみましたが、これ自分史上最もグダグダな企画ですね……。グダグダをやるための練習、にも思えてきました。でも真面目な話、かっちり準備してトークする、とかではないやり方を探りたくって、なんとなくそれが今後生きていくうえで(自分にとって)必要って予感がしてます。なので、毎日続けてみようと思います。今朝は南アフリカのニュースサイト
もっとみるDay275 良いお年を(ち)
大晦日。この3〜4週間、日記を書く余裕も情熱もなかった。主に「演劇クエスト」の執筆に集中していて、そのまま朝を迎えることも何度かあった。口内炎ができてまだ完治していない。今までのようなリサーチのやり方が(コロナのせいで)できないこともあり、「演劇クエスト」にとっては新しい挑戦になっている。遠方からもぜひ来て、とは言えない状況だけど、まずはお近くの人にぜひプレイしてもらいたい。1月16日からこちらの
もっとみるHSY Day244-250(ち) 逆算できない世界
Day244
ブラックフライデーとやらでだいぶ安くなってたから、お風呂用のタブレットを買う。「アレクサ、○○して」と呼びかけると作動してくれる。長風呂になりそう。
夜、0時近くにステファンからLINE通話。故郷のスイスにいるらしい。相変わらずのわかりにくいジョークに笑う。来年スイスやヨーロッパに行く可能性について考える。ミノリとも相談してみないと……と言うと彼女は即答で「行きたい」と答える。今無
HSY Day246(み) らくらく
12月3日
早速、日記が滞りだす。
11月のある日に、初めてオンラインで「筆談会」をやってみた。その時に友人が「65%くらいの平常運転で」って書いていたのを思い出す。
34年生きてきて、だんだん「私の取扱説明書」ができてきたんだけど、概ね4、5月くらいが調子良くて、そのままぐいぐいイキタイ、イケると錯覚するんやけど、だんだん失速して、でもその失速するのが自分で許せんくて、余計に崩れるんだよねー。ち
HSY Day245(み) 庭と鉛筆と
12月2日
親戚から野菜が届いた!
家庭菜園とご近所の畑から、とっても立派なネギや大根、ブロッコリーなどなどをいただく。わぁい! 兵糧じゃぁ!
来月お披露目する演劇クエストのエリアは横浜のニュータウンなんだけど、インターネットで情報を採集していると、そのエリアのお家が分譲に出されているのが見つかった。京都の山笑う家を彷彿とさせる “鉛筆ぷり”、庭付き。え......気になる。家庭菜園したい。(み)
HSY Day244(み) ゆるふわ
12月1日
引き続き、「日記」について考えていて、しいたけ.さんの日記についてのコラムを買ってみる。有料部分にある、「SNSと日記の言葉の違い」について、最近なんとなく思っていたことと近くて、なるほどなーと思う。
トークやWSなど、いわゆるパブリックな場での発言や質問って、なんかシッカリしなきゃいけない気がして、ふわっとしたことが言えないイメージなのがいややなぁと思っていた。私自身で言うと、まず「
HSY Day243 再開
11月30日。「日記」を再開。
11月はなかなか調子がでなかった。留まった水が淀んでいくみたいに、自分の頭も体も部屋の中も、散らかっていく感じ。日本の感染拡大や認識のズレとか政治のゴタゴタとかとか、正直もう聞きたくない、付き合いたくない。
真夜中近くに、ステファンから電話。彼は、今スイスにいるそうで、彼のお散歩の背景を眺めながら近況報告、と来年についてのお話。ステファンの「来年、ヨーロッパで演劇
HSY Day199-243
いろいろあって日記を書けなかったから、3週間ちょっと(→訂正。日付まちがってて、6週間以上あった)ぶんをまとめて……。書いてないけどヨガは毎日(病気がつらい時以外)やってて、あと大きなトピックとしてはアメリカ大統領線があったりした。
Day199
深夜まで書類を書いたりしていたせいか、けっこうぐったりしていた。この自主隔離生活はわりと昼型だから、夜ふかしすると後に響く。
Day200
ものすご