松橋萌の欧州散歩伝2024其の59(新ナショナルギャラリー)
バスに乗って着いたはず。二段バスの上、充電もできるのに気がついたのは遅かった。降りたら女の子達がいた
分断されたドイツの歴史の影響を強く受けているナショナル・ギャラリー。ここは圧倒的な身体のイメージ群
Twitterに先に画像を載せてしまったからこの二枚だけにしておくけれど
デュッセルドルフでもそうだった、ベルリンは来てからは精神疾患に関しての表現を見かけるようになる。内因性うつ病とTVについての作品(でもこれはマドリード版と表記されていた)があった。(ウルフ・ヴォステル)
“抽象”についてこのギャラリーでも語られている。西欧とアメリカの抽象表現主義。パブロピカソ、ヘンリムーア。自由と民主主義のデモンストレーションという解釈。しかしこのギャラリーではっきりと、それがCIAの戦略であることがキャプションに明記されていた。西洋の自由を抽象化、東洋の現実主義と抑圧というイメージ、芸術は普遍言語であるという言葉への疑い。