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【福祉PJイベント報告】交流会・出張お手伝いサービス

こんにちは!福祉×まちづくりプロジェクトに所属する島体験1月期生です。

こちらの記事では、週に1度 体験生が集まる研修の中で実施した
「島体験生×菱浦住民の交流会」「出張お手伝いサービス」について報告します。


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イベントの内容

島体験1月期生と、菱浦区の住民の方々を巻き込んだイベントを開催しました。

島体験生も多く住んでいる、港に近い菱浦地区。
私たちが、約2週間で企画~実施まで行った(かけ足を通り越して疾走でした)イベントの内容を2つの軸からお伝えします!

島体験生×菱浦住民の「交流会」

午前中は島体験生と住民の方が気軽に話せるような交流会を行いました。
アイスブレイクとしての簡単なゲームや、お茶を飲みながらお喋りを楽しむ時間に◎。

皆で協力して、より高いストロータワーを!


質問が書いてあるカードを作成したり、菱浦地区の地図を置いたりして、より会話が盛り上がるような仕掛けを用意しました。

島体験生と菱浦住民との「交流会」を宣伝したチラシ

出張お手伝いサービス

午後は、体験生たちが菱浦住民のちょっとしたお困りごとを解決するサービスを実施しました。
例えば、重い荷物を運んだり、手の届かない場所の掃除をしたり。

最近エアコンの効きが悪い…というお困りごとを聞いてお手伝い


専門的な技術が必要ない、孫がおばあちゃんの手助けをするようなイメージです。
体験生を3人ずつのグループに分け、グループごとにお宅訪問を。

「出張お手伝いサービス」を宣伝したチラシ

イベントの情報

日時|2024年2月2日(金)
   交流会:9:30~12:00
   出張お手伝いサービス:13:30~16:00
場所|菱浦公民館
参加人数|体験生:15人 住民:19人

交流会、いざ開幕!

タイムスケジュール

【島体験生×菱浦住民の交流会】

  • 8:45 |島体験生集合、会場設営

  • 9:30 |菱浦住民集合、自己紹介

  • 10:00|ストロータワー

  • 10:20|お茶休憩

  • 10:30|グループでの交流①

  • 11:00|グループ入れ替え

  • 11:10|グループでの交流②

  • 11:50|締めの言葉、住民の方にアンケートを書いてもらう

  • 12:00|解散、体験生が住民の方へメッセージを書く



【出張お手伝いサービス】

  • 13:30|体験生→菱浦住民宅へ「出張お手伝いサービス」の訪問

    • エアコンの掃除、タンスの移動、お喋りetc….

    • メッセージカードのお届け

  • 16:00|体験生で集合し振り返り


イベントの目的

住民の方々と島体験生を繋ぐきっかけ作りがしたい。
3ヶ月という短い期間だからこそ、早い段階で顔見知りになり
仲を深められるような機会が提供できればと企画しました。

背景

「島体験生が何をしているか分からない…」という住民の声と、「住民の皆さんと関わりたいけど、どうしたらいいか分からない」という島体験生の気持ちとをマッチングさせたい!繋げたい!という想いが原動力に。


イベント実施するまでの流れ

  1. 地区選定

  2. 概要決定・チラシ作り

  3. 公民館へ区長挨拶・当日のスケジュールの相談

  4. 集客

    • 交流会の集客:老人会の会長に相談、回覧板でまわしてもらう

    • 出張お手伝いサービス:訪問営業して集客する

  5.  道具・当日運営の準備

    • 質問カード等 道具の作成

    • 司会進行・手順の確認

集客方法

イベントを成功させるため、特に力を入れたのが集客です。
交流会と出張お手伝いサービス、それぞれ下記のような集客手段と目標を設定しました。

交流会

  • 老人会の会長さんから会員さんに声をかけてもらう

  • 商店にチラシを貼ってもらう

【目標】住民を10人集客 
【結果】19人の集客に成功


出張お手伝いサービス

  • 菱浦地区のお宅を1軒ずつ訪問し、「お困りごとはないか」「当日の午後訪問してよいか」等の聞き込みを行う

【目標】5件の訪問先を見つける
【結果】20軒訪問し、5軒見つけることに成功!


成果

住民の方に交流会の満足度を調査するアンケートを行ったところ、5段階中ほとんどの方が5~4と回答し、高い満足度を得られたことが分かりました。

体験生からも、普段知り合えない方との交流や、出張お手伝いサービスをきっかけに仲を深め、関係性が続いているという報告が多数あります。

反省

出張お手伝いサービスは、5つのグループに分かれて行ったため
自分以外のグループがどんなお手伝いをしたのかを共有できたら良かったかもしれません。

感想

一番苦労した点は、出張お手伝いサービスの訪問先を見つける集客でした。
「はじめまして!島体験生です。」とガラガラ扉を開ける時、
手と声が震えないよう、グッと力を込めたのを覚えています。

数多く訪問しているうちに、だんだんと慣れていったかと思うと
断られてクヨクヨしたり、トライ&エラーの繰り返し。

でも、数多く訪問している中で「是非お手伝いしてほしい」「お茶でも飲んでいく?」と言っていただいた時、この企画を実行する意義を強く感じました。

お宅訪問し断られ続けてションボリ…とは裏腹に爽やかな空

また、準備を丁寧に行ったことが成功要因のひとつだったと思います。

巻き込む人が多ければ多いほど、綿密に計画を立てることが重要なんだと実感しました。

しかし一番の成功要因は、集客の協力をしてくれた住民の方々がいたこと。その方なくしては成立しなかった企画です。

ありがたいことに、体験生からも住民の皆さんからも「楽しかった」「また開催してほしい!」と言ってもらえました。

今後もこの研修を1つの型として
住民の方々と関わる機会
を作っていきたいです。




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