100回洗濯しても剥がれないワニの下に貼るワッペンと雑貨クリエイターが陥る罠

日本全国ワニブームが起こっているので今日は便乗して商品の紹介をしたいと思います。

スケボーワッペン - TOKYO PiXEL.

こちらの商品は胸元で退屈そうにしているワニの下に貼るスケボーワッペンです。２枚入って６００円+税！現品限りです。
このワッペンをアイロンで下に貼るだけでストリート感がグンと増します。

面白いけどほんとにこれかっこいいかと迷っている皆さんご安心ください。世界一オシャレなセレクトショップと言われていたパリのcoletteでもお取扱い頂いておりました。

coletteのSNSがバズったことでペンギンの会社から警告が来てパッケージを変更しました。まだ若かったのでマジックで塗りつぶす行為も含めてかっこいいと思っていました。恥ずかしい。

諸事情によりスケボーワッペンのパッケージをリニューアルしました。かっこよくなった！http://t.co/2cgl8ye4XU pic.twitter.com/ZGtZXrHlCW

— 大図まこと (@oozumakoto) October 30, 2014

塗りつぶすことが大変になって今は別のパッケージになっています。大人の階段登りました。

スケボーワッペン - TOKYO PiXEL.

スケボーワッペンの他にもこれまでいろいろワッペンを作っていましたのでご紹介します。

THE WAPPEN!! 廃番商品です。ポロみたいなのが好きです。ポロみたいなの。

ジーパンのお尻やぶけてきたからアイロンで貼れるバンソウコウワッペン作ったよ。12月発売予定です。 pic.twitter.com/xRQR0k0vGz

— 大図まこと (@oozumakoto) November 15, 2014

ばんそうこうワッペン使用例。シンプルな手袋と靴下がふざけた感じになりました。http://t.co/3SMsBGer8A pic.twitter.com/tSMGAoiQUF

— 大図まこと (@oozumakoto) December 6, 2014

絆創膏ワッペン　廃番商品です。　アイデアもパッケージデザインも良かったと思います。

クロスステッチワッペン　手芸店で販売中

最後に雑貨クリエイターが陥りがちな罠をお伝えしたいと思います。箇条書きにしたので肝に銘じてください。

ネタ勝負のアイテムはずっとは売れない。
ネットでバズるけどみんなそんなに買わないよ。

型代が掛かる商品は量を売らないと利益が出ない。
ワッペンの型代（パンチ代ともいう）は意外と高いよ。ワッペンに手を出しちゃだめだよ。

刺しゅうや布物系の雑貨は商品価格を上げられない。
布物にみんなそんなお金出さないよ。

手芸用品(ワッペン)は売り先が少ない。
売場で説明が必要な商品をお店はやりたがらないよ。

売り先見つからない中、先に量産はじめちゃダメ！←これ絶対！
ついついやっちゃうけど自分が思っている以上に量を売るのは大変だよ。

そうここで紹介したワッペンはビジネスとしては全部失敗しました。でもついつい作りたくなっちゃうんだよな～。今日はここまで。