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スイートポテトのフルーツグラタン│二月の整腸習慣は「こうじかす」を食べる

腸を整えるために米こうじを一晩水に漬けた「こうじ水」を定期的に作るようにしています。というのも、冬は水分の摂取量が減りがちだから。気温が低い季節は発酵が進みにくく、冷蔵庫で保存しなくても意外と大丈夫で気楽に作れます。

ただ冷たいものはなるべく控えたいので、冬は少し温めると飲みやすいです。飲んだあとの「こうじかす」を使って、いろんな料理に活用できるところも気に入っています。



1.スイートポテトのフルーツグラタン


フルーツグラタンという響きが好きで、色んなレシピを探していました。今回試してみたのは柿沢安耶さんのスイートポテトに果物をのせるというレシピ。

まずは、こうじかすを焼芋に加えて「整腸スイートポテト」を作ります。

《 整腸スイートポテト 》
① こうじかすをフォークでよくつぶす
② ①に焼芋を加えてさらによくつぶす
③ 牛乳や豆乳を加えて滑らかさを調整しながら、よく混ぜる


これで整腸スイートポテト生地の完成です。ピュアココアを加えると食物繊維が更にアップ。器に入れたり、形作ったりしてまとめます。この状態で冷凍できます。

スイートポテトにクリームをのせて果物を飾ります。

《 クリームのバリエーション 》
① カスタードクリーム
② ヨーグルト
③ 市販のミルクプリン

クリームや果物の組み合わせは無限大というのも楽しいところです。

ここまで用意しておいて、食べる直前にレンジにかけます。温かくして食べるのが美味しい。オーブンやオーブントースターで焼かないところが気楽に作れるポイントかなと思います。

焦がしバナナ&ミルクプリン

スイートポテトにミルクプリンをのせ、焦がしバナナを並べました。

《 焦がしバナナの作り方 》
1.バナナを5mmくらいの輪切りにする
2.小鍋にバナナを並べ、グラニュー糖をまんべんなく振りかける
3.火を付けたら1〜2回ひっくり返して、焦げ目が付くのを待つ

このくらいの焼き加減になったら
火を止めます。裏面には
しっかり焦げ目が付いています。

久しぶりにバナナを焼いたのですが、美味しさにビックリしました。適度に水分が飛んで味が少し濃くなるような。ひっくり返すのは1〜2回くらいで、なるべく触らない方がバナナの形を保てます。



いちごとバナナ&ミルクプリン

スイートポテトにミルクプリンをのせ、いちごとバナナを並べました。実はプレーンのミルクプリンが売り切れで季節限定のロイヤルミルクティー味でした。温めると紅茶や果物の香りが良くなって美味しかったです。

いちごとバナナが交互に並んだ様子が可愛いです。丸いココットにおさまるように並べるとキレイに見えます。



いちご&ヨーグルトカスタード

カスタードクリームとヨーグルトを混ぜてから、スイートポテトにのせました。クリーム色と赤の色合いもキレイ。甘酸っぱく軽やかになりました。



2.ホットケーキミックスの蒸しケーキ

ホットケーキミックスにこうじかすを混ぜて、蒸しケーキを作るのもオススメです。かぼちゃを加えた蒸しケーキのレシピはこちらを参考にどうぞ。


そして蒸しケーキがあればトライフルのようなデザートもササッと作れます。

トライフルのクリームにはヨーグルトを使っているので、さらなる整腸になります。


3.冬の「かくれ脱水」を防ぐ


最近、かくれ脱水という言葉を聞きました。私も冬は水分不足気味になるので、気をつけないといけないなと思いました。

腸活のポイントとして、まず挙げられるのが水分です。忘れそうなとき、ポットに「こうじ水」が作ってあると飲まなきゃという気になります。この気持ちが大事なのです。


❀ 参考にした本


・『パティスリーポタジエの季節の野菜スイーツ』 柿沢安耶さん

私にとって野菜スイーツの原点となった本です。フルーツグラタンは柿沢さんのレシピを参考にしました。


・『circusのどこにもないパウンドケーキ』セキグチテルヨさん

本来のレシピではフルーツグラタンの表面にバーナーで焦げ目を付けるとのことでした。しかし、残念ながら我が家にバーナーが無くて、妹がキャラメルバナナにしたらどうかと。そのとき「焦がしバナナ」が載っていたこの本を思い出したのです。

キャラメルでなく「焦がし」としているネーミングが素晴らしいと思いました。今回の作り方とはかなり違うのですが、ぜひオススメしたい本です。

季節の果物と意外な食材(味噌や生姜、スパイスなど)を合わせたアイデアが満載です。ジャムや小さなスイーツ、ドリンクも多く掲載されています。どのページも美味しそうで、スタイリングも素敵でした。


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