TOGO INOMATA/Oogesa Taro Journal

ジャーナリスト・ラッパー 1982/大袈裟太郎/猪股東吾/現代記録/realtime-…

TOGO INOMATA/Oogesa Taro Journal

ジャーナリスト・ラッパー 1982/大袈裟太郎/猪股東吾/現代記録/realtime-documentarist/文筆/HIPHOP無頼派/沖縄/香港/韓国/台湾/米国 https://linktr.ee/oogesa 時代とひとの心と、そのあいだに寄り添うように

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  • 沖縄 辺野古、高江、石垣、取材報告

    沖縄 辺野古、高江、石垣、取材報告

  • アメリカ最前線取材マガジン#blacklivesmatter

    大袈裟太郎が#blacklivesmatterで揺れるアメリカを取材します。

  • 沖縄県議選挙2020情勢分析

    コロナ禍でニュースは少ないですが6月7日には沖縄県議会選挙があります。(29日告示)デニー県政の今後、そしてコロナ後の沖縄にとって重要な選挙。外出自粛などで投票率の低下が予想され、またコロナ経済危機により那覇市では4月、生活保護の相談件数が前月の10倍になりました。これらの状況がどう影響するのか?これまでの背景と合わせ、選挙区別に分析していきます。

  • 香港最前線 取材マガジン#standwithHK

    大袈裟太郎5ヶ月目の香港取材報告です。

最近の記事

産経新聞に対する名誉毀損裁判、勝訴のお知らせ

2021年から続いてきました当方が産経新聞を名誉毀損で提訴した裁判は、高裁への上告が双方で棄却となり、2022年末の東京地裁判決で下った判決どおり、当方の勝訴が確定しました。 下記、東京地裁判決の詳細です。 正直に言って、100万部を発行するとされる産経新聞社から一個人への名誉毀損が22万円の損害賠償額で済まされてしまうことに憤りはあります。 勝訴という喜ばしい事実の反面、現行の法制度の脆弱さを噛み締める結果となりました。 今後はこの経験を活かし、今も名誉毀損で苦しむ多く

    • 宮古島自衛隊ヘリ墜落事故・取材メモ

      まずはwowowのドラマ、「フェンス」に触れておきたい。 沖縄に「押し付けられた」基地問題に真っ向から挑んだ胸のすくような作品だ。

      • 人間たちは時に儚く、しかし強く。そのいのちは輝いている。

        この半月は訳がわからない。 まるでずっとバスケの試合をしているような感覚だ。 ベットに横になる時もまだ試合中のようで、 ずっと終わらない永遠の1日のなかを泳いでいるような気分で、 今もその最中である。 狂っているのはおれか世界か、 マッドマックス怒りのデスロードの冒頭の台詞を、 おれはこの7年間で何度引用したことだろう。 この半月で、毎日、何人の涙を見ただろう。 怒りを見ただろう。悲しみを見ただろう。 叫びを聞いただろう。喜びを見ただろう。 笑顔を見ただろう。 その喜怒

        • 産経新聞社に対する名誉毀損裁判の判決と今後についてのお知らせ

          産経新聞が行った、大袈裟太郎こと猪股東吾に関する報道について、当方は2021年10月に株式会社産経新聞社を名誉毀損で提訴、昨年12月に判決が下りました。 この度、裁判結果のレポート及び今後の控訴予定などをお知らせするとともに、何よりも様々な形でご支援いただいた皆様に心より御礼の言葉をお伝えしたいと思います。 訴訟の内容2017年11月10日の記事で産経新聞は私に対し以下のような内容を報じていました。 当然ながら上記のような暴力行為を行った事実はありません。 悪質な虚偽をも

        産経新聞に対する名誉毀損裁判、勝訴のお知らせ

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          5本
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          宮古島自衛隊ヘリ墜落事故・取材メモ

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          まずはwowowのドラマ、「フェンス」に触れておきたい。 沖縄に「押し付けられた」基地問題に真っ向から挑んだ胸のすくような作品だ。

          宮古島自衛隊ヘリ墜落事故・取材メモ

          人間たちは時に儚く、しかし強く。そのいのちは輝いている。

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          この半月は訳がわからない。 まるでずっとバスケの試合をしているような感覚だ。 ベットに横になる時もまだ試合中のようで、 ずっと終わらない永遠の1日のなかを泳いでいるような気分で、 今もその最中である。 狂っているのはおれか世界か、 マッドマックス怒りのデスロードの冒頭の台詞を、 おれはこの7年間で何度引用したことだろう。 この半月で、毎日、何人の涙を見ただろう。 怒りを見ただろう。悲しみを見ただろう。 叫びを聞いただろう。喜びを見ただろう。 笑顔を見ただろう。 その喜怒

          人間たちは時に儚く、しかし強く。そのいのちは輝いている。

        記事

          ひろゆきさんが辺野古に来てからのこと

          あの日から1ヶ月以上が経過した。 私はうまく言葉にならないまま、ただできる限り辺野古のゲート前に行くことで、この空虚さというか、心に空いた穴を埋めようとしている。 そしてひどく疲れてしまった。本当にひどく疲れた。 なぜこんなに疲れ果ててしまったのか、それが判ればきっとこんなには疲れないのだろう。 ぼんやりとした気分のまま、私と彼の個人的な接点を振り返ってみる。 話はBLMのプロテストに揺れる2年前の米国にさかのぼる。 2020年6月、警官によるジョージ・フロイド殺害をきっか

          ひろゆきさんが辺野古に来てからのこと

          ツイートで振り返る #沖縄県知事選挙 2022

          沖縄県知事選挙2022、いろんなことがありました。今回の選挙のクリティカルなツイートを時系列でまとめました。 9月11日、当日まではシェア拡散。当日になったらふりかえって投票の参考にしてください。各陣営、事実に基づいたフェアな選挙を!! https://twitter.com/WRHMURAMOTO/status/1564775225317036032?s=20&t=8Q2mJv7U6Q5KyJO43uw8KA 選挙当日の動き 最後に、大袈裟太郎ジャーナルへの課金支援の

          ツイートで振り返る #沖縄県知事選挙 2022

          当方が提起されていた民事訴訟についてのご報告

          本年6月24日、東京地方裁判所より菅野完氏が私に対し提訴していた損害賠償請求訴訟の判決が下りましたのでご報告いたします。 (事件番号 令和三年(ワ) 第19764号) 結論としては、原告請求額220万円のところ、22万円の支払い命令となりました。(裁判費用の9割は原告負担、1割は当方負担) 争点となった5つのTwitter投稿について、以下の通りご説明いたします。 (なお、各投稿は訴訟のきっかけとなったこともあり、具体的な内容ではなく、概要を記載しています。) 投稿①(

          当方が提起されていた民事訴訟についてのご報告

          「辺野古ゲート前、座り込み現場1日のルーティーン」2022

          脳卒中で倒れて一年。久しぶりに辺野古のゲート前、座り込み現場を見つめました。写真と動画で解説していきます。 1回目の座り込み午前9時頃、1回目の工事資材の搬入があり、それに合わせて30名ほどの人々が工事用ゲート前に座り込みました。ゲートに入れないトラックの列ができると(一般車両は通れるようになっています)基地の中から機動隊が現れ、座り込むプロテスターたちを排除します。 普段は警官4人がかりで体ごと運ばれますが、現在はコロナ禍で座り込みも非接触型。警察に退去を求められるとゆっ

          「辺野古ゲート前、座り込み現場1日のルーティーン」2022

          「私はテロリストでしょうか?」 産経新聞社に対する名誉毀損訴訟について 大袈裟太郎こと猪股東吾

          先日の記者会見にもありましたように、本年10月7日、過去に掲載された私に対する産経新聞の報道に関しまして、株式会社産経新聞社を提訴したことをお知らせします。(代理人:神原元弁護士) 訴訟の内容 2017年11月10日の記事で産経新聞は私に対し以下のような内容を報じています。 当然ながら上記のような暴力行為を行った事実はなく、悪質な虚偽をもとにした誹謗中傷と名誉毀損であると考え損害賠償請求を提訴しました。 記事による反響 事実と異なる問題の記事を皮切りに、私への誹謗中

          「私はテロリストでしょうか?」 産経新聞社に対する名誉毀損訴訟について 大袈裟太郎こと猪股東吾

          私、大袈裟太郎へのデマに対する反論 =月刊菅野完 未発行問題について=

          記事の概要 ・大袈裟太郎が「月刊菅野完の原稿を毎回落としている」は誤り ・月刊菅野完は未発行が頻繁に発生し、現在も契約不履行状態が続いている ・編集・発行のサイクルが崩壊しており、編集部から固定の締切は提示されていなかった 現在、私、大袈裟太郎こと猪股東吾に対しての誤った言説がネット上で拡散されている。「月刊菅野完 ゲゼルシャフトが発刊できなくなった理由の一部は、毎回原稿を落としてた大袈裟太郎にある」という事実無根のものである。以下に根拠を提示し、事実関係の整理と反論を行う

          私、大袈裟太郎へのデマに対する反論 =月刊菅野完 未発行問題について=

          「健康という船から降りて」 猪股東吾

          4月某日、私は不意に倒れた。目の前は徐々に光に包まれ、真っ白く視界を奪っていくようだった。人は絶望する時に「目の前が暗くなる」などという表現を使うが、その逆であった。雪が降り積もるように世界は白く輝いていた。友人たちとオンラインで通話しながら、どうにかタクシーに乗り、病院に向かった。救急外来で待つ間に、もう立つこともできなくなった。這うように診察室に入り、CTの検査を受ける。薄れゆく意識の中、私の脳の写真を見る医師の口から「脳出血」という言葉が響く。そこから医療関係者たちの空

          「健康という船から降りて」 猪股東吾

          メールマガジンに関するお詫び

          先般からご指摘を受けている通り、私大袈裟太郎こと猪股東吾は2017年6月17日の『大袈裟太郎メールマガジン』内におきまして、映画『怒り』(制作:『怒り』製作委員会 配給:東宝株式会社)の全編が視聴可能なURLリンクを掲載しておりました。 映画関係者各位、当メールマガジン読者の皆様、また日頃から当方をご支援・ご助力いただいております皆様に対し、深くお詫びいたします。 当時の自分はまだ著作権について考えが非常に甘く、多くの方にこの映画に込められたメッセージを感じてほしいという

          メールマガジンに関するお詫び

          混沌の2021年から、20年後の世界のために

          アメリカから帰って、自主隔離を終え沖縄に戻った。正月は高江でまったりとしながらも暴飲暴食して過ごしていた。2021年、社会が動き出すと同時に今の日本の混沌ぶりが一気に加速して感じられた。もちろんそれはコロナウィルスに原因があるが、このコロナ禍を拡大させているのは政府や行政の無策に他ならないだろう。 世界は音を立てて混沌へ向かっている。しかしそれはこのコロナ禍に始まったものではない。 あらかじめこの社会に在った構造の分断や歪みが、このコロナ禍によってより濃く顕在化しただ

          混沌の2021年から、20年後の世界のために

          大袈裟太郎/米国取材記事2020ー2021記事まとめ

          2020年6月、BLMプロテストを追ってコロナ禍のアメリカへ渡った大袈裟太郎。その取材の軌跡を、集英社新書プラス、講談社フライデー、扶桑社ハーバービジネスの記事を元にまとめました。 BLMを追って最初に訪れたのはミネアポリス。ジョージフロイドが警官に殺害されて実に10日後のことでした。あの頃の街の雰囲気。到着したその1日の情景です。大坂なおみさんも同じ頃、この場所を訪れいていたそうです。 ジョージ・フロイドの出棺とそれを見つめる人々、暴動にまで発展したBLMプロテストの本

          大袈裟太郎/米国取材記事2020ー2021記事まとめ

          大袈裟太郎アメリカ最前線レポート8 いよいよ大統領選挙

          大阪市廃止住民投票は反対の勝利オバマの動画からトランプ派について考える 日本の報道と直前のアメリカの雰囲気の乖離、、、エミネムがバイデン支持 いよいよ当日 BBFおじさんの登場開票所前一触即発この記事はまだ途中です。

          大袈裟太郎アメリカ最前線レポート8 いよいよ大統領選挙

          大袈裟太郎アメリカ最前線レポート7 滞在1ヶ月、フィラデルフィアへ

          ポートランドで取材を続けていた大袈裟太郎。新たな事件の報を聞きフィラデルフィア へ飛ぶ。大統領選挙直前の異常な雰囲気。 新たな事件 フィラデルフィア到着 米国はいよいよ大統領選挙へ

          大袈裟太郎アメリカ最前線レポート7 滞在1ヶ月、フィラデルフィアへ