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沖縄 辺野古、高江、石垣、取材報告

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沖縄 辺野古、高江、石垣、取材報告
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人間たちは時に儚く、しかし強く。そのいのちは輝いている。

人間たちは時に儚く、しかし強く。そのいのちは輝いている。

この半月は訳がわからない。
まるでずっとバスケの試合をしているような感覚だ。
ベットに横になる時もまだ試合中のようで、
ずっと終わらない永遠の1日のなかを泳いでいるような気分で、
今もその最中である。

狂っているのはおれか世界か、
マッドマックス怒りのデスロードの冒頭の台詞を、
おれはこの7年間で何度引用したことだろう。

この半月で、毎日、何人の涙を見ただろう。
怒りを見ただろう。悲しみを見た

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「辺野古ゲート前、座り込み現場1日のルーティーン」2022

「辺野古ゲート前、座り込み現場1日のルーティーン」2022

脳卒中で倒れて一年。久しぶりに辺野古のゲート前、座り込み現場を見つめました。写真と動画で解説していきます。

1回目の座り込み午前9時頃、1回目の工事資材の搬入があり、それに合わせて30名ほどの人々が工事用ゲート前に座り込みました。ゲートに入れないトラックの列ができると(一般車両は通れるようになっています)基地の中から機動隊が現れ、座り込むプロテスターたちを排除します。
普段は警官4人がかりで体ご

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1985年の沖縄

1985年の沖縄

1985年の沖縄
実は沖縄に初めて来たのは、日航ジャンボ機墜落事故の直後だったから1985年。昭和60年。ビートたけしのフライデー事件より前、3歳の頃だ。
500人以上が亡くなった大事故直後だったから、乗客も異常な緊張感だったと後に親に聞かされた。
それから父がいわゆる「沖縄病」に罹患したんだと思う。
毎年、夏は沖縄で過ごした。とくに八重山などの離島が中心だった。
父親がより美しい海を探す旅をして

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村本大輔 in石垣島

村本大輔 in石垣島

石垣島、自衛隊配備問題。

賛成、反対以前に
その土地選定や配備のプロセスの強引さ、不誠実さに住民たちは疑念を抱いている。
2018年石垣市住民投票を求める会は、石垣市の有権者の4割超、1万4263筆筆の署名を集めた、これは条例で定める住民投票の条件をゆうに満たすもので、市長の得票数さえ上回っている。

しかし、市長は今だに住民投票を開催せず、
住民との法廷闘争に発展している。

いくつもの問題を

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辺野古ゲート前、近況報告 2020.3.30

辺野古ゲート前、近況報告 2020.3.30

日本はアメリカ全土から入国拒否になるらしいですが、沖縄の米軍基地(カリフォルニア州)からは、今日も自由に軍事車両が出入りしてました。
街にもYナンバーの米兵がいました。
昨日、嘉手納で米兵2名、罹患者が発覚したばかりです。
米軍の防疫情報が公開されないのも、日米地位協定のせいですか?
かなり不安です。

警官はマスクするのにガードマンはマスクを許されていない。
正直、かわいそうだと思います。
階級

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