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『エネルギー体操』(中級編)

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#皮膚

『エネルギー体操』と脳

『皮膚という脳』(山口創著)

『皮膚という脳』(山口創著)で皮膚と皮膚の接触である身体接触について書かれている。以下の2つの実験結果を紹介している。
 1・ 著者の大学生を用いた実験で、自己受容度の低い学生が1日5分、1か月後には普通の人と同程度まで高まった。
 2・ アメリカの予防医学のヘルナンデスらのグループが20人の喫煙者(1日に平均14本~15本)をふたつのグループに分け、一方のグループ

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心身を強化する皮膚の役割

『エネルギー体操』は、呼吸と皮膚で心身を強化します。

『エネルギー体操』の始まり

 私が、数十年も毎週1,2回以上受けていた代替医療を止めてから、自分の体をなで続けて1週間くらいで、薄い皮の様になっていた筋肉がもこもこと、厚みを持ち出して、驚きました。

その後、
 体の深いところから、緊張が緩み、
 姿勢が見た目で分かるように変わり、
 体の動きが軽くなりました。

 代替医療とは違って、痛

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『エネルギー体操』はなぜ、全身の体操?

コリは強い刺激で弛めても直ぐに戻る

A氏) 僕はときどきマッサージや指圧にいくが、その時、凝っている部分に治療がおこなわれる。『エネルギー体操』はなぜ、コリの部分だけでなく、全身のマッサージをするのかな。 

私) 体は、いろいろな形でつながっている。コリを感じるところだけで、そのコリが生じているのではないんだよ。コリを感じるところでそのコリを刺激して弛めても、すぐに又コリが戻ってしまう。

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どんな風にやればいいのかな。

まず、体中を弛めなさい。

A氏)  具体的に教えてくれるかな。

私) もちろん。

感性の奥を活性化しよう

昔、私は学生時代に音楽を頭で聞いていたときがある。一緒に歌うと全てずれてくる。そんな人は出会ったことがない。私だけだ。私も共に歌う人も楽しくない。
 だけど、いま思うと、完全に知性だけで生きようとするとそんな風になるんだな。いまは感性で音が聞こえてきて、皮膚と腰で捉える。めちゃくちゃ楽

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