読書感想文はどうやって書き始めるか?【読書感想文の書き方メモ①書き出し】
8月になりました。
児童・生徒さんたちは夏休み真っ最中かと思います。
夏の思い出もいろいろです。
現在、毎日交代で夏の思い出をリレー形式で書いている真夏のリレーnoteというのに参加しています。どの方も力作で、じっくり読んでしまいました。私の番は割と後半なのですが、毎日クリエイターさんたちの素敵な夏の思い出が積み重なっていくたびにプレッシャーを感じてしまいます(汗)
夏におなじみの宿題と言えば、「読書感想文」でしょうか。
私は、小中学校の時は、読書感想文が大嫌いでした(笑)。というか、小中学校の時は、読書感想文をやらないように全力で回避していたので、やったことがありませんでした。
ついでにいうと、自由研究も嫌いでした(笑)。
どうせなら、なるべく漢字ドリルとか計算ドリルとか答えが決まり切っているものにしたいと思っていました。
高校生になるとどちらかというと、受験対策の側面が出てきて明確に答えがある問題集しかやらないし、そっちをやれって言われるようになりました。量が多かったので大変でしたが、読書感想文とか自由研究とかフリースタイル系とは違って、明確に答えがある問題集で、とにかく正答が出せるように頑張ればよくなったので、気持ち的には楽になったという記憶でした(変?)。
高校生になって、あー、もう読書感想文とか自由研究とかやらなくていいんだ、よかったーって思っていました。
しかしながら、30歳を過ぎてnoteを始めてから、なぜか今年の4月中旬から毎日投稿をするようになりました。
全部で150記事くらい書いていて、50記事くらいの読書感想文を書いていることに気がつきました。
つまり、3日に1記事のペースで読書感想文を書いていることになります。
謎すぎますね(笑)
昔、読書感想文が大嫌いだったことやそれがそのあとどうなったのかとかは、以前記事にしました。
そもそも「読書感想文」ってどうやって書いたらいいのかよくわからなかったんですね。
段落分けとか起承転結とか「書き方」のテクニックは教わったとしても、「そもそも、何を書いたらいいのか?」というのが、よくわからなかった。「その辺は思うがままに自由に書いていいんですよ」と言われるのですが、そのフリースタイルが苦手でした(笑)。ぶっちゃけあんまりにもフリースタイルなことを書いたら、NGなことってあるわけじゃないですか。今の言い方だったら、炎上しちゃう。だから、「思うがままに自由に書いていい」のは微妙なところで、書いちゃいけないこともあるんだと思うんですよね。
「書き方」のテクニックは、プロの方がいっぱいいらっしゃいますし、noteの中にもたくさんいらっしゃるので、そっちを見ていただくといいと思います。
この点は、まちか先生のnoteでたくさんまとめられていました!
本記事では、自分的にはどういう発想で読書感想文を書いていたのかを軽く振り返ってみようと思います。
って、書いていたら意外に長くなってしまったので、前半・後半に分けようと思います(笑)
lion的読書感想文の書き方というか発想的なメモ①
読書感想文は、創作である
そもそも「読書感想文って、何なのか?」というのを振り返ったのですが、これまでやりながら、読書感想文は「創作」だと思うようになりました。
読んだ本をダシにして、自分の想像(創造・妄想)を進めていいということに気がつきました。
これは、「要約」とは違うと思います。最初は、要約的なものも書こうとしたこともありましたが、要約は他の方のnoteでとても素晴らしいものがたくさんあるので、別に自分がやらなくてもいいなってなりました。
また、「書評」ともちょっと違うかなと思ってて、私は「読書感想文」という言い方にしています。もちろん「書評」的な「読書感想文」もあるのですが、読んだ本をダシにして、自分の想像(創造・妄想)を進めるというのは、「評価」というよりは「創作」だと考えた方がしっくりくるような気がしているからです。
あまり想像(創造・妄想)すると、読んだ本の内容と違うことを書いていることがあり得ます。しかし、これも最近気がついたのですが、もし、本の内容と違うことが書いてあったとしても、そんなにたいした問題ではないということに気が付きました(笑)。ちょっとした間違いだとしても正直大した問題じゃないし、もし重大な間違いがあったら、すいません私が間違っていましたという私が間違っていたエピソードの文章をもう一度書けばいいわけです。
ということで、読書感想文は「創作」だと思った方が気が楽と思っています。
書き出しの理想は、「古畑任三郎」か「世にも奇妙な物語」
最初どうやってはじめたらいいのか?
まっさらな状態に何を書き出すのかって本当に迷いますよね。
私的な読書感想文の理想の書き出しは「古畑任三郎」か「世にも奇妙な物語」なのかなと思っています。
どういうことかというとストーリーテラー的な人が真っ暗闇の中スポットライトを浴びて出てきて、何か思わし気なことを言うアレです。
読書感想文が他の文章と違うのは、ベースになる本があることです。
当たり前ですが、ベースになる本のことについて何らかの形で本編で触れることになります。
そういう意味では、読書感想文で第1章から順番に要約を書いてそれについてのコメントを書いていくのもありっちゃありだけど、もうちょっと面白くしたいかなと思ったら、理想はタモリか古畑任三郎になりました(笑)
最初のタモリとか古畑は、最初に本質的なことをいうこともあるし、本質的なのかどうなのかよくわかんないことを言うこともあるわけです。いずれにしても、本編でどう回収するのか期待を持たせることができたほうが面白い。本編の中で、あ~こういう感じで回収するのねってなるとなお面白いと思います。最悪うまく回収できなくて、最初のあれはなんだったんだろう?ってなってもまあいいわけです(笑)
いつの間にか本編に入っているというのもありだと思います。最初にタモリが出てきて、本編がいつ始まるのかなと思ってたら、タモリがしゃべり続けるだけで1話終わったとかでも面白いじゃないですか(笑)。
書き出しの一つのパターンは、「読む前の自分と読んだ後の自分のことについて触れる」というパターンがあります。簡単な自分語りなので割とやりやすいかなと思っています。
例
もう一つは、いきなり一番言いたいこと最初にぶっこむパターンですね。こっちも一番言いたいことをなので、割とやりやすいかなと思います。
ただ、ちょっと思わせぶりにする、思わせぶりってどういうことかというと、ちょっとなんとなく「タモリや古畑に言わせる感じ」だと思っています。
例
他にも、書き出しのもっていき方はいろいろあるとは思うのですが、とりあえずこんなところで。まとめるとタモリか古畑ですね(?)
ということで、書き出しのことだけで、だいぶ長くなってしまったので、続きは後日にしようと思います。
そんなわけで、「次に奇妙な世界の扉を開けてしまうのは、あなたかもしれない」、そんな思わせぶりなことを言ってみて、「今日一日を最高の一日に」