2018年7月の記事一覧
文章を"ウェブのレベル"に合わせない
群像8月号に随筆「同性と初めてキスした時のこと」が掲載される。
あの群像だということで、かなり、かなり、かなり気合いを入れて書き、筒井康隆御大やら長野まゆみ閣下やら瀬戸内寂聴大先生やらに並んで自分の名前があるのを見たときには喜びのあまり嬉ションしそうになったのだが、ページをめくってほかの作家さんたちの作品を読んだ途端にその嬉しさはあっという間に引っ込んでしまった。
レベルが違いすぎる。
こんなこ
コミュニケーション完全不全日記
6月5日
トークイベントに登壇することになったが、何一つ話すことが見つからずに途方に暮れる。
どうしよう。
そもそも、私は一人で話すのにめっぽう弱い。誰かにサポートしてもらわなくては、「あいうえお」の「あ」すらも自ら発話することができない。だいたい、人間一人きりで発話するようにはできてはいないのだ。相手があってこそトークというのは成り立つのであり、街中で一人で話し続けている人がいれば誰もが避
じいさんとヤバい出会い系サイト
「じいさんとハッピーメール」の回で話題にした、幸村先生(74歳)からメールがある。
「今日はね、未亡人とデートなんだよ。楽しみだなあ」
「なんでも保険が入るから豊かなんだそうだ。銀の鈴で待ち合わせなんだよ」
幸村先生は、数週間前に「ペアーズ」で40代独身の女社長(実在する有名な会社の)とマッチングしてヒカリエでデートしていたので、ふーん、あんがい出会えるもんなんだなあと思いながらしばらく放置。