こんにちは!小野寺幸太郎です。
独立起業するためにはお金が必要です。そのお金の調達方法は…
自己資金で賄う
親や親族に頭を下げる
金融機関から借りる
が主な手段ですね!
アパートの一室くらいの規模でやる場合はそこまで必要ありませんが、それなりの規模で事業をやろうと思えば、自己資金で賄うことは難しいですね!
となると親族に頭を下げる、金融機関から借りる、もしくは両方しなければならないかもしれません。
親族に頭を下げる、に関してはもちろん勇気が要りますし、当然誠心誠意、自分の思いやその背景を話し、ご両親も元、もしくは現役ビジネスマンでしょうから、売上を立てる根拠や損益分岐点を超えるまでどれくらいの期間を要するか?などをちゃんと説明して納得してもらわなければなりません。
問題は金融機関からの借入ですね。
こうなると急に尻込みする人が多いです。
しょうがないですよね!私もそうでした(笑)
でも実際、個人の借金と会社の借入というのは全く異なるものです。会社の借入というのは投資だからです。
開業時から資金が潤沢にあるのであれば問題ないと思いますがあまり聞いたことがありません。創業赤字を耐えながらギリギリの資金繰りをしている企業がほとんどです。そこから這い上がるからストーリーが生まれるんですね!
借入をすることのメリットは私は三つだと考えています。
一つは選択肢が増えるということです。
ある程度のまとまったお金があれば、それを運転資金としてプールするのか、それとも広告宣伝費として顧客を増やす為に使うのか?などと会社を存続させるためのカードをいくつか持つことができます。お金が無ければそもそも選択の余地などありませんからね。
二つ目は機会を逃さずに済むということです。
ジムやスタジオでいうと入会繁忙期は1月、4月、7月というところでしょうか?私の場合は、世間のコロナ禍の考え方も徐々に変わってきて、人の動きが活発になり始めた2022年4月を狙って大きく出たことで一気に状況が好転しました。
この時に広告を打てる資金を保持していなければどうなっていたかはわかりません。製造業などで合っても1,000万円の受注を受けたけど材料費が用意できないではとんでもない機会損失です((+_+))
三つ目は精神衛生上の問題です。
これは社長であれば誰もが経験することですが、会社の通帳残高が目減りしていく様は何とも言えず恐怖です(笑)
思考が停滞するし、近視眼的になるし、起こってもいないことを不安に感じてしまいます。
会社が潰れるのは売上がなくなった時ではなく、資金が底を付いた時です。最低限で始めようとせず、運転資金を十二分に用意することは、正しい経営判断を行い、自分の心を守るためにも必要だと思います!自戒を込めて…(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。