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他人を見かけで判断してはいけない 〜kimi〜

こんにちは。
kimiです。

表題に関して。

こんなことは皆小さな頃からある程度教わって来たはずなのに
どこか見かけで判断しがちな世の中。

口に出さずとも
大人の凝り固まった
固定概念というものでしょうか。

先日、私はお仕事のついでがあり
久しぶりにデザイナーさん(ワーママ)と
某百貨店社員さん(ワーママ)と
ランチをしました。

たまたま入ったお店は
350人規模の大きな箱。
運営する会社は、大阪では有名な飲食店を何店舗も有する会社。

ランチタイムの1番忙しい時間を
お店のど真ん中にあるオープンキッチン。
一人で全ての注文を回し、指示し、
髪を振り乱して働いている女性が居ました。

彼女は、
私の次男の同級生のママ。

私より一回り下の年齢です。

大変若くして子どもを二人産んでいて
一緒に息子達が通っていた保育園でも、
ママなのかお姉ちゃんなのか
最初は皆分からない存在だったのです。笑

送り迎えはいつもおじいちゃんおばあちゃん。
そしてとてもとても、
とてつもなく(笑)裕福なご実家。

全国で、
保育園入所問題もニュースに取り上げられまくっていた最中です。

近くに面倒をみられるおばちゃんがいるのに
幼稚園でもなく保育園、、、?

ママは一体なにもの?
ママなの?お姉ちゃんなの?

永久に続く謎。笑笑

そして、卒園式を迎え謝恩会をした時の事。
私は幹事でした。

クラスのママパパが運営するお店をお借りしたので、当日は貸切でバイトさんを入れなかったので異常にバタついてしまい手が足りず。

そこで突然、
飲食関係のお仕事のパパさんママさんが
ドリンク作りの助っ人に入ってくださったのです。

その時、名乗り出てくれたのが彼女。
そこで目にした、
彼女の手捌き。
片付けのスピード、目配り。

おやおや。
もしやこれは。



なんと彼女は、
裕福なご家庭の脛をかじるわけでもなく
ケーキ屋さんで修行をした後、
現在の会社で、入っているテナントで
売上、接客などにおける三つ星で
表彰される程の存在になっていた訳です。


ランチをした日
彼女の本域を垣間見て
私は心の底から感動してしまいました。


この子はあと10年もすると
一体どんな風になるだろう。

私の会社にも
同じくらいの年齢のスタッフが居ますが
悪い意味では無く
まだまだ皆子どものように感じました。


2人の小さな息子を抱え、
自分の技術と努力で上り詰めていく。

これって、簡単なコトではありません。

夢や希望、
そして守るべきものが
より一層彼女のパワーに変わっているのかもしれません。


ママのパワーってやっぱり
強い!!

そんな感動と感心。

色々な思いをジーンと胸に感じていたら、
食後にオーダーしていないケーキ。。。

ニコニコ笑顔で持ってきてくれました。

最後のお見送りまで
サービス精神の塊。

教えられて出来る事。
自然に染み付いて出来る事。
これはきっと
それぞれ人の努力で変わると思います。

人生の背景、年齢、見た目、流れる血。

それぞれみんな違うけれど、
‘’想いを抱いて‘’必死に努力できるか否か。

自社のスタッフの未来
そして我が子の未来
そしてまだまだ自分のこの先の未来。

改めて、
考えさせられた良き日なのでした。

kimi

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