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こんにちは!
梅田インターナショナルスクール オンラインコース
東京アドミッションオフィスです。

今回の記事では、近年、教育業界でもその可能性が話題になっている「eSports(イースポーツ)」、そして「eSportsとオリンピック・パラリンピックの関係性」について取り上げてみたいと思います。

eSportsとは?

一般社団法人日本eスポーツ連合によると、eSports(イースポーツ)とは以下のような定義を指します。

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

プレイされているゲームは70種類以上にものぼり、eSportsプレイヤー人口も近年急激に増えています。

その競技人口は、テニスの競技人口(1億人)とほぼ同等で、ゴルフと野球の競技人口(それぞれ6500万人、3500万人)よりも多いというデータもあります。

eSportsと教育

競技人口が急激に増えているeSportsですが、近年では、「eSports×プログラミング」など、eSportsと何かを掛け合わせたスタイルで学習サービスを提供する塾や団体が増えてきています。

教育業界においてもeSportsの可能性に注目する人が増えてきたと言えます。

eSportsとオリンピック・パラリンピック

競技人口が急激に増えているeSportsですが、このeSportsが「オリンピック・パラリンピックの競技に追加されるのではないか」という話が、最近のぼりました。

eSportsは身体的なハンディキャップなど関係なく誰でも競技に参加することができることが理由です。

東京オリンピックでは競技に追加されることはありませんでしたが、今年の4月22日、国際オリンピック委員会(IOC)はeスポーツイベント「Olympic Virtual Series (オリンピック・ヴァーチャル・シリーズ、以下OVS)」を正式発表しました。

期間は2021年5月13日から6月23日まで開催され、実施された競技は野球、自転車、ヨット、ボート、モータースポーツの5種類でした。

東京オリンピック・パラリンピックのプレイベントとして上記の競技が実施され、日本製のゲームは、コナミの『eBaseball パワフルプロ野球2020』(野球)、ポリフォニー・デジタルが開発した『グランツーリスモ』(モータースポーツ)が採用されました。

正式な種目として追加されていない理由

この流れを受けると、「eSportsはオリンピック・パラリンピックの競技に追加されるのは目前ではないか」という風にも受け止められますが、IOCのバッハ会長は2018年に取材に対して「オリンピックの価値観と矛盾することから暴力や差別を容認し推進するゲームをオリンピック競技として取り入れることはできない」と答えています。プレイするゲームの種類について選定が難しいという問題が根底に存在します。

バーチャルシリーズ

eSportsをオリンピック・パラリンピックの正式な科目としては採用せずという状況ではありつつも、IOCは「Olympic Virtual Series(オリンピック・ヴァーチャル・シリーズ)」というシリーズを立ち上げました。

これはeSportsの可能性を一定評価しているからこそ、行われたアクションだと受け止めたいものです。

梅田インターナショナルスクール オンラインコースでは、eSports大会をeSportsカフェと連携して実施するなど過去に実施してきました。

引き続き、eSportsを取り巻く状況について梅田インターナショナルスクール オンラインコースとしても注目していきたいと思います。



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