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【#noteリレー62】中学の部活と暑い夏

 中学1年生の夏、あなたは何をしていましたか?

 私は、くそ暑い場所にいました。
 まいにち、毎日、マイニチ・・・・・・。

 光栄なことにリレーのバトンをいただいたので、書きます。
 テーマは「思い出の場所」ですよ。

 私の「思い出の場所」は【中学一年生の頃、サッカー部として過ごした夏のグランド】です。

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画像はこちらからお借りしました

1.なぜ”中学一年生”なのか?

 高校の部活ではありません。
 中学の部活です。

 なぜか?
 それは、”人生初の部活”だったので、思い出が鮮明に残っているからです。

2.なぜ”夏”なのか?

 わかりません。
 中学の部活を思い出したら、頭に浮かんでくるのは夏のことばかりでした。

3.くそ暑かった① 日陰のないグランド

 私が所属するサッカー部は、学校から徒歩10分ほどのグランドで練習していました。
 市が運営する、土のグランドです。

 ここが、くそ暑かった。
 とんでもねーほど暑かった。

 20分程度のウォーミングアップだけで、シャツが汗でべたべたになるんです。着替えは、5~6枚持って行ってました。

 屋根付きベンチは一つしかなく、そこは当然、こわい先輩たちでいっぱいです。
 学校とは違い、校舎の影に入ることもできません。

 我々一年生は、畳2枚分くらいの木陰スペースで着替えたり茶を飲んだりしていましたね。(その場所を、みんな「オアシス」って呼んでた)

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イメージ映像。こんなに素敵な場所ではなかったが・・・・・・。

 ただ、そこはゴールの裏でした。
 涼しさと引き換えに、休憩時間にシュート練習する先輩たちのボールがバンバン飛んでくるという代償があったのです。

「何が、”せんぱい”だ!
 てめぇのその下手くそシュートはなんだ!
 ちゃんとゴールにボールを入れるように蹴ろ!!」

 と、のちに教師になる人物とは思えないほどの感想を抱きながら、麦茶で喉の渇きを潤しました。

 そう、麦茶です。
 スポーツドリンクは禁止でした。

4.くそ暑かった② 麦茶

 スポーツドリンクは禁止でしたが、私たちには麦茶で十分でした。
 くそ暑い夏に冷えた麦茶を流し込むと、喉が喜ぶんですよ。
 
 水道もあるにはあったのですが、生ぬるい。
 飲むと気分を害するレベルでしたね。

 だから、水筒がどんどん肥大化していくんです。

 最初は、

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 こういうものだったんですけど、

 最終的には、

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 こうなりました。
 このデカい水筒を肩に乗せて、

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 アイアンマンのモノマネをやってました。

画像は、『マーヴル・スーパーヒーローズ』という格闘ゲーム。
セガサターン版を、何かに取りつかれたかのようにやっていました。 


 アホなことばかりやっていましたが、今となってはよい思い出です。

5.恋バナ

 夏休み頃になると、「クラスが違うやつ」とも打ち解けてきます。
 時間もたっぷりあるので、部活後にサッカー以外の話も多くしました。

「おい!Kの家って、早乙女さんちの隣なんだって!!」
「なにぃぃぃぃ!?」
「今度、泊まりに行っていいか!?」

 今でも覚えているのが、このやりとりです。
 Kが、学年一の美少女の早乙女さん(仮名)の隣に住んでいるという話になり、スッゲー盛り上がりました。

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実際に、Kの家にサッカー部のやつ5、6人で泊まりに行きました。

「みんな、サッカー頑張ってるんだね。これ、差し入れのアイス」

なんてイベントは発生しませんでした(遠い目)


6.絶対ナル権力者:せんせい

 顧問の先生は3人いました。
 どの先生も厳しかったのですが、抜きん出て怖い先生が一人いらっしゃいました。

 練習試合においては、勝っている時に

「相手が二度とサッカーしたくないと思うほど、点差をつけろ」

 と、大声で叫んでいましたね。
(「そうすれば、公式戦で当たったときも、有利。相手はビビるから」だ、そうです)

「グランドではサッカーをしていると思うな。ケンカをしていると思え

 とも言ってました。

 サッカーを通じて青少年を育成する人らしからぬ発言でしたが、私たちは疑うことなく従っていました。

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大槻毅(オオツキツヨシ)監督。
※本文とは関係ありません。

 ある日、友人Hがカバン(←サブバックって呼んでた)に潜ませていた「ファイナルファンタジータクティクス」をその先生にうっかり見つかってしまうという大事件が起きました。

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ゲームだけでなく、攻略本も持ってきてやがったHくん。
(学校に不要物を持ってきてはいけません)

 連帯責任で真夏のグランドを30週し、汗で水たまりができそうでした。

7.振り返ると。。

 夏の部活の思い出が強烈に残っていますが、実際は2回しか夏を経験していないんですね。
 3年生のときは、全国大会にでも行かない限り、夏休み前には引退しますから。

 ただ、好きなことに専念できたこの時期ってとても貴重だったんだと気がつきました。非常に恵まれた環境でしたから。

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◆サッカー部だけが占有できるグランド
◆サッカー好きな仲間という集団
◆ほぼ毎日サッカーができるという時間的余裕
◆技術指導をしてくれる先生(こわいけど)
―――――――――――――――

 これだけ揃っていたんです。
 大人になってスポーツをしようとしても、人数を集めるだけでも難しいです。
 この記事を書く過程で、学生の部活って【夢中になれるもの】と【夢中になれる環境】が同時に存在する、かけがえのないものだと、改めて気づきました。

 そうそう、先日、このグランドの横を通ったんですよ。
 運転中だったので、「チラっ」と見ただけなのですが、中学生らしき子たちがボールを追いかけてました。

 思わず、「がんばれっ」と言ってしまいましたよ。
 2歳の娘は、「??」という顔をしていましたけどね。

8.リレーのバトン

 リレーのバトンをくださったのはみーちゃん🐈3児の母 似顔絵&4コマキさんです。ありがとうございます😊
 スマホで描いたとは思えないイラストで、4コマ漫画をかいていらっしゃる方です。

リレーの発案者はsakuさんです。
みんなを幸せにする企画をありがとうございます!!

そして、次にバトンをお願いしたい方は…

💫kiraのノート術!

さんです!


ノートの書き方(noteではなく、文房具のノートです)を中心に記事を書いていらっしゃる方です。
 「書き方」はもちろんですが、文字の美しさ(字形や字配り)に、私は惚れ込んでしまいました。。

 テーマは、「わたしが積み上げたノート術の歴史」でお願いします。どのような経緯でノート術を学ばれたのか、試行錯誤の様子などが知りたいです★

 以上で、私のリレー企画は終わりです🍙🍙

9.お願い

 みなさんの「中学生の頃の夏の思い出」も、よかったらコメント欄で教えてください!(中学一年生の時に限らず)

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