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奄美大島大満喫した話~5か月越しの思い出話~


こんにちは!おにぎりです。

前回、3月に行った奄美大島の話を6月に書きましたが


お察しの通りその続きを書きます!気が付けば8月も後半です!

四の五の言わずにとりあえずドウゾ!!




2日目は朝からスタート!


2泊3日の旅行だったので、唯一丸一日堪能できる2日目を1秒たりとも無駄にしたくない…!!という強い気持ちで、朝は早めに起きて動き出しました。

ホテルの朝食も文句なしで、海を見ながらもりもり食べることができました。

あいにくの曇り模様でしたが、今日はアクティブに過ごすぞー!っとテンション高めに、2日目のスタートです。


黒潮の森 マングローブパーク


まず向かったのは、ホテルから車で30分くらいの場所にある
「黒潮の森 マングローブパーク」



ここで、マングローブの森の中をカヌーで通ることができるので、朝一で向かいました。

受付をして、ゴルフ場や広い公園を横目に歩いていくと、湖のような水路が広がっています。
インストラクターの方から、カヌーの漕ぎ方や乗り方、降り方のレクチャーを受けて、いざ乗り込みます。

ちなみにこの日、大阪の3月下旬よりは暖かいだろうな~と思って、薄手のニットで行ったんですが、まあ暑いこと!

ただでさえ暑いのに、雨予報で湿気も多く、その上からライフジャケットと雨除けのジャケットを着たので、とんでもなく蒸し暑かったです…。

3月下旬の奄美大島は、半そでが快適です。(個人の感想)

そんなこんなで、カヌーで散策スタート!


Let’s Go.


ちなみにスマホやカメラは自己責任で持っていってOKでした。

カヌーは中学生の時以来に乗ったので久しぶりだったんですが、インストラクターの方が丁寧にレクチャーしてくれたので
進んだり、止まったり、ゆっくり、速く、くらいはすぐにできるようになりました。

インストラクターの方について、ずんずんずんずん進んでいきます。


入り組んだ水路にも入っていきます


私たちが参加した10時の回は、「満潮」の時間でした。

道に潮が満ちているので、この時間だけ「マングローブのトンネル」に入ることができます。
これ以降は潮が引いてしまうので入れないとのこと。

この時間にしか見られないマングローブの姿を見ることができました。


マングローブのトンネルの中を進みます。


マングローブの背が高くて大迫力!


ここで根元にカヌーをおいてひと休み。
マングローブの話を聞きます。

マングローブってよく聞くけど、なんのことだか皆さんご存じでしょうか?

実は、マングローブという名前の植物があるわけではなく、
海水と淡水が混じり合う場所に生息する植物の総称
なんだそうです!

普通の植物は、塩分を含んだ水の中では枯れてしまいますが、マングローブはその環境でも生きていけるので、生存競争がほとんど起こらないのだとか。

自分に合った環境に身を置くことって大切だよなあ…
と一瞬人生について考えたり考えなかったりしました。

ちなみに干潮の時間は、マングローブの根元の部分や、カニなどの生き物を観察することができるそうです!
こちらもいつか行ってみたいなあ。


後半はだいぶ潮が引いていました。


インストラクターの方が写真も撮ってくれます!


そんなこんなで大満足のアクティビティでした。

敷地内には公園や展望台もあって、さっき通った水路を上から見たりもしました。


さっき通った水路


敷地内には「マングローブ館」もあり、マングローブについての展示や、生息する生き物の紹介、季節ごとの移り変わりが展示してあり、こちらもとっても面白かったです!


せとうち海の駅


大満足でマングローブパークをあとにして、さらに車で30分ほど南に行くと、奄美大島の南側にある「せとうち海の駅」へ。

ここは港町で、地元の海産物が食べられたり、「加計呂麻島」、「請島」、「与路島」へアクセスすることもできます



鮮魚市場 海力


今回はおいしい海鮮丼を求めて、鮮魚市場 海力 (せんぎょいちば かいりき)に向かいました。



海鮮ドーーン


このお味噌汁もおいしかったな~


すぐ横の市場から直送された、すべて地場産のものを使った海鮮丼。
おいしいに決まってます。

目の前でさばいているので、鮮度ばつぐんでした!
30分かけて来た甲斐がありました。


マグロ養殖日本一のまち だそうです


ちなみに、
さすがに暑すぎたため、マングローブパークでAMAMI Tシャツを購入して2人でお揃いを着て過ごしました。笑


今もちゃんと着ています


水中観光船「マリンビューワーせと」


私も友人もダイビングが趣味なので、どうせなら海の中見たいよね~。という話をしていたので、水中観光船にも乗ってみました。



雨模様だったのですこし濁ってはいましたが、それでもこの透明度!
サンゴや魚がよく見えました。


東洋一美しいと言われている珊瑚礁


奥に魚の群れも見えます。


反対側はまた違った雰囲気


ダイビングをしていると、エアーや中性浮力のことも気にかけないといけないのですが、船の中から見ると何も気にせずじっくり見られて、これも面白いなあと思いました。

でもやっぱり潜りたくなりますね…!!

あっという間の35分間、
私も友人も無言でひたすら海を見つめました。


マテリヤの滝


せとうち海の駅から車を1時間半ほど走らせ、山道が多くなって電波も危うくなってきたあたりに。

あります。
「マテリヤの滝」



あいにくの曇りで少しぼんやりはしていますが、美しくて神秘的な滝でした。

マイナスイオンを全身に浴びて、川沿いの涼しさを存分に味わうことができます。


きれいな所でした。


Yになったわたし


横に小道がありまして、山道を歩いてみましたがこちらは何もなく。
でもジブリの世界に飛び込んだような道を進むのはとっても楽しかったです。


異世界につながっていそうな道


後から見たら「ハブに注意」と書かれていて、友人と2人で震え上がりました。笑


宮古崎


マテリヤの滝から車で30分ほど北上したところにある「宮古崎」。
私が奄美大島で行きたかった場所のひとつです。



駐車場に車を止めてから、遊歩道を20分ほど歩きます。
この遊歩道も、自然がそのままむき出しになっているような道で、横に広がる東シナ海がとてもきれいでした。

ちょうど雲の合間から太陽の光があたってきて、
天から何かが舞い降りてきているような光景が見られました。


神々しい…‼


遊歩道を進むと、道の先にも素晴らしい景色がひろがります。


どこを切り取っても美しい場所でした。


宮古崎は、もともと地元の方が訪れる、ツウな場所だったようですが、
2018年の大河ドラマ「西郷どん」のオープニング映像で使われたてから、多くの観光客が訪れるようになったそうです。

私も「西郷どん」は大河ドラマの中で一番好きな作品なので、自分の目で見ることができて感激でした。
西郷隆盛が奄美大島に島流しにされて、そこで出会った愛加那を島妻にしたお話はとても印象的で…とこれ以上書くとハチャメチャに長くなりそうなので割愛します。笑

なんにしても美しい景色でした。


この道、テンション上がりました。


壮観です。


奄美大島は手つかずの自然が多くて、至る所で「神」のような存在を体で感じることがありました。

もし私が神になったとしても、こんな島を絶対に創るぞ!
と、謎すぎる決意表明をしました。


奄美大島料理 かめ



2日目の締めくくりは、やはり地元の居酒屋で!

ということで、名瀬に帰る30分の車の中で調べて、地元で有名らしい居酒屋さんを予約!
ホテルから歩いて10分ほどの場所にある、「奄美大島料理 かめ」へ。

奄美大島の伝統料理やお酒、海鮮やいのしし料理なんかも食べられて、居心地のいい居酒屋さんでした。
予約していったのですんなり入れましたが、何組かお断りしている方も見受けられたくらい、大繁盛のお店でした。

見た感じ観光客も、地元のファミリーもどちらも同じくらい来店しているようで、地元の人が来るということは本当においしいお店なんだな…‼と期待が高まります。

テレビからは民謡が流れていて、奄美の黒糖焼酎と奄美の料理、五感すべてを使って奄美を味わった気分です。


夜行貝。おいしかった!


島豚『秀蔵(ひでぞう)』陶板焼


隣のテーブルの方が話しかけてくれて、30分ほどマダムのお二人とおしゃべりしました。
そのお二人は、ツアーで埼玉から来たのよ~!と言ってお料理をこちらにもシェアしてくれて、おいしかった料理や今日行ったスポットを教えてくれました。

奄美の穏やかな雰囲気は、人の心も穏やかにしてくれるんだなあと思い、
最後には仲良くなって「ばいば~い!」といってお別れしました。


埼玉のマダムおすすめ、特製ベーコンポテサラ。


おいしい料理とお酒、人の温かさで、大満足の2日目でした。
すこーし名瀬の街をぶらりして、朝早かったので早めにホテルに帰りました。


3日目も楽しむ!


さてさて、旅行もあっという間の最終日でございます。
13時頃の飛行機だったので、観光できるのもあと半日!
ということでこの日も朝から動き出します。

快適なホテルにサヨナラをして、この日は初めて私がハンドルを握ります!
(2日間ずっと友達に運転してもらってた)


大島紬村



昨日の宮古崎に続き、こちらも私が行きたかった場所「大島紬村」です。
こちらでは、伝統の泥染め体験をしてきました!

泥染めというのは名前の通り、泥で染色する技法で、奄美大島でしか行われていないようです。
渋い茶色のような紫がかったような色のタイダイ染めができます。

まずは、選んだ素材をひもで縛っていきます。
私はTシャツ、友だちはバッグを選びました。

この縛り方で、模様のつき方が変わるとのこと。
結構力をいれて、ギュギュっとゴムで縛っていきます。


私は柄を細かくたくさん入れたかったので、多めに縛りました!


次に、シャリンパイ(テーチ木)という木の枝を煮出した液体に入れて色を付けます。
工房には独特のにおいがしていて、素材に赤茶色っぽい色が付きます。


ぐつぐつ


それを水でよく洗います。


隠してますがめちゃくちゃ楽しそうな顔してます。


次に泥田に入って絞り染めをしていきます。
ちなみに、スタッフのおじさんにスマホを渡したら、ずっと写真を撮ってくれました。わかってるぅ。


これ…結構足腰にくる…


そしてさらに水で洗ってきれいにしていくと…


完成!


友達は大きな模様をメインに、
私は細かく柄を入れてみました。
個性がでて面白い!


泥染め職人のおじさん。とっても素敵な方でした。


体験しながら聞く、スタッフのおじさんのお話がとっても面白かったです。
若いころバイクで旅行した話、当時の奄美の学生の話、内地に初めて行った時の話、奥様との出会いや娘さんの話。
同じ日本でも、島に住んでいると感覚が全然違って面白いなあと思いました。
まだまだ内地が遠かったころのお話は、なかなか聞けない体験談です。

また、大島紬製造過程が見られるの工房も併設されていて、ガイドの方と回ることもできました。
細かい作業があるからこそ、美しい柄ができるんだなあと感心しました。



お花の名前聞いたけど忘れてしまいました…


園内も南国のお花や植物でいっぱいで、そこにいるだけでも楽しかったです。


オステリアフィオーレ



旅の最後の食事はこちらで!
龍郷町にある「オステリアフィオーレ」に行きました。

奄美大島の食材を使ったレストランでランチをいただきます。

座敷の席をゆったり使えて、旅のラストをのんびり飾りました。


チキンのプレートランチ


私は島野菜をふんだんに使ったパスタをいただきました!
が、写真撮る前に平らげました。

食後のコーヒーで眠くなった体を起こして、空港まで20分のドライブ。
気が付けばお気に入りのドライブ曲を流しながら、ご機嫌で運転していました。

空港近くのレンタカーに車を返して、今回の旅は終了です。
(帰りの空港でスマホ開いたら中村倫也と水卜ちゃんが結婚していて2人でおったまげました。)

そんなこんなで、楽しい2泊3日の旅は終わりました。
あっという間でしたが、ぎっしり詰まった旅行で大大大大大満足でした!

奄美大島はむき出しの自然や、神が宿っているような雰囲気がそこかしこに見えて、リフレッシュにはとてもおすすめな場所です。
今度は海の中からも見てみたいなあと思いました。
行きたい場所にはほとんど行けたので、奄美に行かれる際に参考になったらうれしいです。

時間たってしまいましたが…また少しずつでも日々のあれこれをnoteにまとめていけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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