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すみれ荘ファミリア

凪良ゆう 2021年


すみれ荘オーナー代理の一悟は虚弱体質で、仕事をするのが難しい。ある日、自転車に乗っていたところ、一人の男を轢いてしまったことから、彼のいる、すみれ荘での大変な生活が始まる。 


前々からフォロワーの方が読んでいるのを見ていたのと、「流浪の月」で凪良ゆうさんの本を、初めて読みとても面白かったので、別作も気になって、今回読んでみました。すみれ荘とはシェアハウスのような場所で、色んな人が住んでいます。


この話を読んで、誰かを愛するとき、均等に関わることはできない、どちらかに偏ってしまう人間関係が書かれており、それが原因で人間関係が壊れたりしていくところを読んでいて、一人に偏り過ぎるのは良くないということを感じました。


また、去年出た新刊で、新しく付け足された「表面張力」は本編とはまた違った読後感がありました。

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