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チャリティーライブの準備

いよいよ来週、4月6日(土)14:00〜16:30に仙台市営地下鉄東西線、国際センター駅2階にある「青葉の風テラスは」で、能登半島地震チャリティーライブ「オトダスケフェス」を開催する。
このライブイベントには、私を含め合計4団体のアーティストが出演する無料のイベントだ。春の野外ステージでアコギの弾き語りを行う。会場には募金箱やメッセージボードを設置し、ご来場の皆様も石川県の皆様に直接思いを届けられるようなイベントとなっている。

そのために以下のようなことに取り組んできた。

1 コストを押さえた準備

皆様もご存知のとおり、音楽活動というのはお金がかかる。会場のレンタル代、機材のレンタル代、PAの人件費、広告費…。
かけようと思えばいくらでもお金をかけられてしまうが、今回は入場無料のチャリティーイベントであるため、かけるコストをできるだけ少なくし、かつクオリティーを落とさないようにするという方法について模索してきた。具体的には
会場設営、撤収→自分たちで行う
      PA→自分たちで行う
     機材→必要最低限のもの+持ち込み
     広告→SNSを活用、ポスター印刷は     
        コンビニで行う

2 集客の工夫
無料イベントであるため、足を運びやすい反面、チケットの取り置きをしているわけではないので、おおよその来場者数を予想できない。また、仙台の中心部から少し離れた会場であるため、フラッと立ち寄る人は勾当台公園や一番町程は期待できない。せっかくだから一杯の募金箱と温かいメッセージがギッシリのメッセージボードを石川県に送りたい。

会場に設置する募金箱


そこで、できるだけ多くの方にオトダスケフェスの存在を知っていただくために、エフエム仙台さんに連絡を取り、オトダスケフェスのコマーシャルを流してもらえないかと相談してみた。
すると、頂いた返答は、「60秒のコマーシャルを流すのに30000円頂くことになる」というものだった。さすがは多くのリスナーを有するエフエム仙台。広告料も安くはない。そう考えると企業がどれだけ広告料にお金を割いているかを身を以て実感した。
そして、大きく分けて2つの方法で活動を周知することとした。

1つ目は、ビラやポスターによる告知だ。お世話になっているお店にポスターを貼っていただいたり、ライブ会場でビラ配りをしたりすることでイベントを周知する。古典的な方法ではあるが、以前にイベントをこの方法を使ったところ、ポスターを見て来たというお客さんもいらした。意外な方から「ポスター見たよ!頑張って!」といった声をいただく事もあった。

2つ目はSNSをフル活用する方法だ。主にインスタグラムやFacebookを活用し情報発信をする。リール動画であれば、私程度であっても300回は再生していただけるので、それだけの数無料で周知できる。
友達や知人に声をかけてみると、「リール動画見た!行けるかも!」と話してくれることもあり、嬉しい限りである。あと1週間、思いつく限りのことをして、イベントを周知していきたい。

シンプルに「募金する」ということが目標であれば、どこかの団体に能登半島地震の募金をするというのが一番の近道だろう。
しかし、私が考えているのは、「アマチュアミュージシャンとして、音楽活動で人の役に立つことをしたい」というものである。
本来、アマチュアとして活動するということは「自分がやりたいからやる」という動機で動くことが多い。それが、人のために役立つこととなったらこんな素晴らしいことはないのではないか。

当日のタイムテーブル

今回集まった4組のミュージシャンは、いずれも私の知り合いであり、人のために歌うことのできる真心溢れたミュージシャンばかりである。
13年前の東日本大震災の際に、多くのミュージシャンが東北を元気づけたように、アマチュアミュージシャンが精一杯の真心を届けるイベントとなると信じている。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
皆様のご来場、心よりお待ちしてます。

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