怒りとアルコールの香り
どうしても、怒りが収まらない時がある。
嫉妬、妬み、怒り、憎悪。
他にも、怒りや怨みの文字は、沢山あると思う。
ただ、共通して言えるのは、「なぜ、自分はこんなに、『苦』しまないといけないのか?」という思いにかられた時。怒りは生まれるんだと、私は考える。
怒りの香りを例えるならば、アルコールが相応しい。
アルコールは消毒から、薬やお酒まで、ありとあらゆるもので使われている。
怒りも、最近は、「アンガーマネジメント」というものもあるが、人間の生において、嫉妬、妬み、怒り、憎悪等は、何処かで必要なものではないかと私は考える。
SNSやメディアで「完璧主義」が尊ばれる一方で、「自分のペースで良いんだよ」という曖昧な人生教訓の矛盾さ。
この矛盾さに感じる怒りの香りは、アルコールのようにツンときつく、でも、時間が経つと、「そうか。なぜ、自分は、あんなことで怒っていたのだろう。」と忘れてしまう。
だからこそ、怒りも「生きる」上で、大事なものだと、私は感じるのだ。
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