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ぼくのスキなノート/おもてびとの脳内

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ぼく好みのノートを無作為にスクラップしていきます。眺めると、おもてびとの脳内が見えます。たぶん。
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『言バトン No.375 今日見たあの日』
by KEIKOU on 6月 10, 2015

『言バトン No.375 今日見たあの日』 by KEIKOU on 6月 10, 2015

あの日、東京の象徴と言えば、東京タワーだった。

飛行機で羽田に降りて、モノレールに乗って都心に向かう。

陽が落ちて、暗闇から続く高層ビルの光りの中で、突如目に入るオレンジ色の光。

東京に降り立つ様々な人々の、期待や、不安や、好奇心を全て受け入れるような、圧倒的存在感。

時は経ち、

今はスカイツリーにその座を譲ってしまったような平和な位置に鎮座する。

それでも、ふとした時にその存在感を発

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日々之雑感 16

日々之雑感 16

毎年、この季節になるとそわそわし始める。

桜が咲く。

それだけを心の支えに、大嫌いな冬を乗り切れるくらいに、桜が好きだ。

桜が咲き始めると、昔から1人でふらっと桜を眺めるために散歩をする。
桜の木の下にシートを敷いて、宴会をする人々を横目に、ただ、歩いて、時々立ち止まって、魂が抜かれたように眺める。
誰かと桜を観に行ったことはあったかな。
大学生の頃に、一度だけ、当時の彼氏に桜のきれいな公園

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あまい あまい 飴がなくなった
大玉 まんまるピンクの イチゴ味
舌の上で ころころ 転がして
最後はカチンと噛んでなくなった

空の色も 星の影も 雲の形も 時計の針も
止まる事もなく 遅れる事もなく
変わる事もなく 変化する
まってよ

空は落ちてきて、雲はほどけてゆき、星はこぼれて、月がまわる
だけど、そんなこと、だれも気づいていないの

本当は私の飴が溶けただけ
もうすぐ残りの味も消えるだ

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机の上がヤクザの集会みたいになった。

『飯より旨いもんがあるかいや』

亡くなった祖母が慕い、焦がれていた担当医の先生が大好きな言葉だと仰って、診察室の壁にこの墨字を貼っておられたのを思い出して書いてみました。

たしかに。
健康でなけりゃ、飯は旨くない。

by雲泉

なんとなく怖い。

髪の毛の上からマフラーを巻いた女の子はかわいい。

ライブ空間

ライブ空間

良いイベントやセミナーというのは、良いアーティストや講師が決めるのではない。良い観客がいて、はじめて実現するものだ。

良い雑誌というのは、良い読者が集まって、編集者を鍛え育てていくものだ。

良い教育というのは、良い生徒が集まらなくてはならない。

この場合の「良い」とは、能力でも成績でもない。

今は観客席や読者の側にいるが、いつか、ステージの側に行きたいという意欲を持つ人達だ。そういう観客席

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