自分を大事にするのは、ガマンの押し付け合いをマイルドにするため
『嫌われる勇気』って本がありますね。
あの本を読んだ上で、ありゃ理想論だとか屁理屈だと思う人も多いかもしれません。
僕も正直少し思いました。
でも、本質的には、読者にこういうことを問いたい内容なんだと思っています。
嫌われないことが目的になっていませんか?
もっと自分を大切にした方がいいんじゃないですか?
手法が納得できるかはともかく、
僕はこういう問いには価値があると思います。
<学歴や収入より人が影響するからこそ>
人間は社会的動物です。
どんな人間関係を周りに築くかが収入や学歴よりはるかに幸福度を左右するという研究も多数あるくらい。
とすれば、嫌われる可能性に敏感になるのは適応策としてすごく合理的とも言えそうです。
人に嫌われたら困っちゃう。
そう思って当然。ぜんぜん健全です。
「そうそう。私が嫌でも、〇〇さんは私の生活の中にいて、その人と生きていかないといけないんだから、うまくやるしかないのよ」
そういう関係性だってきっとあるでしょう。
でもね、ちょっと待った。
岸見先生はそう告げるわけです。
そうかもしれないけど、順番を考えようよ、と。
<鏡を笑わすには自分から笑うこと>
まず自分のことを大事にしましょう。
自分がやりたいことをやっていて、ご機嫌な状態でいて、楽しく生きるってことを大事にしましょう。
で、そっから、
そっから、そのエネルギーに満ちた状態を使って、人と仲良くするとか、相手が自分らしく生きることを応援するとかやりましょう。ね?
その先で、楽しく生きている者同士が仕事で協力しあうとか、そうなったら最高じゃないですか。
そこ、目指していきましょう。
「しなきゃいけないから」で、自分らしさとか楽しくやるってことを放棄する必要はないんですよ。それでは、順番が逆になってしまうんです。
会社のため、社会のため、人のため、上司のため、親のため、子どものためとか、誰かのために生きるってなると自分らしく生きられなくなる。
あなたのことを1人の人間として大切に思ってくれている人ほど、あなたが自分の心を殺してる姿は見ていられないものです。
人は鏡。だからこそ自分のマインドからハッピーな方に持っていきましょう。そんなメッセージを僕は受け取りました。
<ガマンのリレーを終わらせる>
自分らしく生きられなくなると、エネルギーが湧かなくなります。
集中できないし、つまらない。
で、 なんかつまらなくやってる人の香りを醸すようになります。楽しんでない人って、見ててわかっちゃいますよね。
我慢して楽しそうにしてるのもたいがい伝わっているはず。
つまらなくやってる様子って、あなたに関係が近しい人にほどマイナスの影響を与えてしまいます。
「〇〇さんがあんなに辛そうな顔してがんばってるのに、俺はこれでいいのか」とか「楽しそうにしてちゃ悪いな」とか、思わせてしまう。
口では言わなくても、自分が我慢してると、人にも我慢させる空気を作ってしまうもの。
そうなっちゃうと、誰も幸せになれないですよね。
だから、自分をご機嫌に保つために休みを取るとか、気になることにまっすぐ関心を向けてみるとか、ぜんぜん罪悪感を覚えなくていいんです。
自分のエネルギーが湧く活動とか人間関係は、それがお金とか地位とかにつながらなくても素直に大事にしたらいいんです。
『嫌われる勇気』
たぶんそんなことを言いたいんではないでしょうか。
※『嫌われる勇気』は5年前くらいに読んだだけで、内容とどれくらい整合性とれた話しているかは?です。ご了承ください。
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