見出し画像

つまっても、つまらなくても私

私は某外資系企業のアラフォー会社員。今年で勤続10年目。
派遣で入社し、最初の2年は別部署で勤務し、その後、転籍をして正社員となり現在に至る。高校までは矢沢あいさんの漫画「ご近所物語」に憧れ、服飾の道に進むつもりだった。

それが幸か不幸か親の反対のもと、意志の弱い私は全く別の人生を歩んでいる。
その後も物書きになりたいと言っては反対され、同棲したいと言えば結婚しなさいなど、今思えば親の意見を鵜呑みにし過ぎたことを猛省している。

だが正直、今の会社に大きな不満はない。仕事内容よりも私にとって職場は、人間が肝だからだ。人には恵まれるほうだと思っている。だが、なぜか今私は鬱を患って休職している。人生は予想外の連続。まさか自分が!?である。

新卒で入社した企業ではアパレルの販売担当。今でいう漆黒(ブラック)企業だったため入社半年後には3桁だった新入社員は半分以下、私は例に漏れず身体を壊し、上司と親に促されるがまま退職の道を選んだ。

そこから20年。紆余曲折、外資系企業の管理部で日々コツコツと働いている。
ここにいることは正直予想外だったが、これまでも今も、山あり谷あり悪くないと思っている。生きがいというよりは、生きているなぁというのを生々しく感じるからだ。

もちろん楽しいばかりでなく、しんど、おもろ、なんで、はぁ?、だよね、うむ、申し訳ない、ありがたや、の繰り返しで、日々は岐路と選択の繰り返し。一進一退である。

それでも、あらためて自分探しの休憩、人生折り返し地点の今。
好きなことや、やりたいことが何なのかもう一度ゆっくり見つめ直してみようと思っている。


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?