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アラサー転職備忘録③ エージェントサイトについて

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エージェントを使うかどうかは自分で決めよう、マストで使わないといけないことはない

転職活動の情報収集の一つとして、いわゆる転職サイトのエージェントがある。そして風潮的にもエージェントを使おうみたいな空気がある気がしている。
ただエージェントサービスの利用については、私はあまりマストだとは感じていない。

というのも私は結局エージェントに相談しても、格別に良い何かを得られなかったためである。
理由はいくつか考えられるが、自分の仕事がある程度特殊性がある(同業他社が五万といるような業界じゃない)のと、たまたま当たったエージェントの何人かがあまりにも、こう、相性がよくなったこともあるかもしれない。(詳しくは後ほど) 
ちなみにそうとは言っても一度の転職はエージェント経由で実施したので、エージェントを利用せずにこの結論に落ち着いたことではないと記しておきたい。

いわゆる総合的な転職のエージェントサービスにおいては、本業が忙しくて転職活動をしたくてもできないだとか、全く自分から進んで転職活動をやる気にはなれないから誰かに頼りたいって人にはうってつけのサービスであるだろう。(もっと専門性の高い転職活動であったり、どこかに強いパイプを持っているエージェントはこれまた使い勝手が高そうだが)
なので利用するかしないか、有用であるかどうかは結局は自分で決めたほうがいいと思う。無責任な発言かもしれないが…

ちなみに利用するにしても、エージェントというのはあなたの転職活動をサポートしますという商品を売り込んでいる営業であるということを忘れてはいけないと思う。
おそらく(というか絶対?)、エージェントはあなたを転職させるためにまあまあ強い角度・高い温度で転職を勧めてくるだろう。あの手この手で応募させようとするし、面談等の連絡も高頻度にある。そりゃまあ、営業だから当たり前なのではあるが。
これが面倒臭いなという気持ちになるのであれば、1人で地道に転職活動を進めた方が気が楽だろう。

エージェントとあまり合わなかったタイプであった

そして一意見として、エージェントとタッグを組んでもいい結果をそこまで得られなかったタイプの人間の話を記しておく。
私は2度転職を実施しているが、結局自分で全て行った転職の方が、自分に合った転職ができて良かったと感じている。

そう思ってしまった要素で一番大きいのは、エージェントが手助けできる範囲と私が出来ることが大きく被ってしまっていたからだと思う。
転職するまで時間的にも精神的にも余裕があり、且つ書類等の文章を書く・面接で喋ることも苦手ではなく、スケジュールのコントロールも不得意ではない。
まあある程度は転職活動を自走できる環境があって、かつ己の性格も転職活動に対して不利に動きすぎることがないが故にエージェントは要らなかったと感じている。

私と似たようなタイプの方がエージェントをはさむと、エージェントとの面談等が増え、自分⇆エージェント⇆会社と、手数が増えるために、めんどくさいなというデメリットが発生する可能性がある。

また、自分が目指している・ある程度こういう会社に行きたいという目安が高望みではなかったこともあるのではないかと考えている。例えば転職で叶えたいこととして「未経験だけどあの仕事をしてみたい」とか、「絶対この業界に行きたい」とか、「めちゃくちゃ有名な会社に行く」とか、その転職がハードルの高いものであれば、その分野に強いエージェントとタッグを組んで転職活動をする方が、ある程度現実が見やすくていいのではないかだろうか。

本当にここに関しては自分自身の性格・転職までどれだけ己のリソースを使えるかみたいなところは非常に重要だと感じているので、あくまでも一意見として聞いてもらえるととてもありがたい話である。


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