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#3 採用担当者が読んでみた本

皆さんこんにちは、おみつです。
【化ける人材】を読んで採用/採用広報を担当している私がためになったことをまとめてみました。ひとり人事でどうしていいかわからない人、何から手をつけようか迷っている人は参考に見てみてください。

大企業orベンチャー企業?中小企業は3の次

新卒採用において現代の就活生は"大手orベンチャー"の思考になっています。確かに、面接中に「どこを受けていますか?」と聞いて大手企業の名前が出てくる一方で、ベンチャー企業の名前を出す就活生も少なくはありません。ここで中小企業が"大手"や"ベンチャー"と差別化を図るのは難しいでしょう。少なくとも就活生の耳に入るように、企業ブランディングはもっと必要になってくるでしょうし、採用担当者や広報担当者は「自社ならでは」のアピールや、自社に合ったアピールの仕方をしていく必要があります。

オンライン採用の旨みと渋み

コロナ渦でオンライン採用が主流になってきました。採用担当者からすればより多くの候補者の方に会えて、候補者の方からすれば、遠方に住んでいても面接を受けられるようになりました。そしてなにより交通費がかかりません!(笑)就職、転職活動中って地味に交通費かかってしまいますよね…。ここまでは旨みの話です。

「え?何が渋いの?」と思ったあなた、遠方から受けられるということは単純に応募の倍率があがります。関東に住んでいる方が関東の企業を受けられる特典みたいなものは、今ではほとんど差は無いのではないでしょうか?これまでの経験や就活生ならガクチカがもっと見られるということです。

候補者の満足度UP?選考とは関係のない面談設定

皆さんは、通常のフローに人事面談を挟んでいますか?私は"化ける人材"を読んで、人事面談を挟む重要性を再確認しました。候補者の方に興味をもってもらう〜この会社に行きたい!(欲求)へと段階をシフトをさせる必要があり、そのためには、選考が進んでいく中で惹かれているポイントが不明なまま、内定フォローをおこなったとしても、後で問題が発生しやすくなります。

惹かれているところにはより魅力づけを、マイナスに感じているところにはプラスにもっていければ良しですが、せめて0にもっていくことで候補者の方の満足度にもつながっていくと思います。選考とは無関係な面談の設定をすることで、本音を聞きやすくなると思います。

入社後のキャリアパスは候補者の方へしっかり伝える

候補者の方に自社のキャリアパスを考えてもらうことも大事ですが、採用担当者の皆様、現場の皆様…こちらからの提示はしていますか?選考の中で候補者の方にとっての"この会社で働くイメージ"はとても重要で、「この会社に入ったらどうやってキャリアを築けるだろう?」「ポジション移動ってできるのかな?」など企業選びは慎重になります。その不安を解消しなければ、内定をお出ししても他社に流れてしまいます。ですから私たち企業側から「あなたにはこの業務をお任せします」「あなたにはこういう期待をしています」という具体的かつイメージがつく説明をおこなう必要があります。

まとめ

【化ける人材】は化ける人材をどのように採用するかにフォーカスした本になっています。ジュニアレイヤーが多い会社、マネージャー候補、リーダー候補層を採用したい会社の方々はぜひ一度読んでいただきたい。私がピックアップしたものはあくまで私のためになったことなので、これを見てくださった採用担当者の企業に合うポイントが見つかると思います。

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