すべて忘れぬよう、点を打つ
100%覚えられるわけがないんだから、覚えてられない自分を120%信じようと思う。
勢いのままにスプレッドシートを開き、次のような単語を打ち込みまくった。どりゃー、と。
上から2022年に「劇場で観た映画」「配信で観た映画」「配信で観たドラマやアニメ」である。
「あれ、何観てたっけな?」と記憶を手繰り寄せるように並べていく。おそらくもうちょいくらい観てたものがあった気もするが、パッと出てきたのはこんなもんだ。
観た作品すらすぐ思い出せないのに、その内容やらどういうことを感じたのかなんて覚えてるものは少ない。「観た」という記憶になってしまっているものも多い。ただ記録につけていたものは、うっすらと覚えているし、ふり返ってみると鮮明に思い出せるものもある。
人間だ。ポンコツだ。どうせ忘れてしまうのだから、忘れてしまったときの補助のために記録をつける。記録という点が火を起こし、記憶への線をつなぎ大きな炎としてあの頃を投影してゆく。だから、記録はできるだけつけ続けたほうがいい。いつかどこかの自分の向けたタイムカプセルとして。とりあえず、タイトル+メモだけでも打ち込んでおけば、そんなちょっとしたものが財産になりうると適当に信じて。
入力(インプット)ばかりの、情報をただ垂れ流してるだけの暮らしはやめられる気はしないけど、できるかぎりの全力で抗ってはいきたいんですよ。
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