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仕事づくりは、暇づくり

 先日の”憑かれ”について原因を考えてみた。いや、正しくは「考えてみた」という能動的なかんじでもなく、朝起きてトイレに行き顔を洗おうとしてたらふと「気づいちゃった」という自然発生的なかんじ。

 最近は、「休む」という意識を持って仕事をしてなかったなぁ、ということである。自由業かつ地域で動くとなると、たしかに公私の境界線というのはわりと曖昧で、どこで働きどこで休むのかっていうのがごっちゃになりやすい。

 休めるときに休んで、やれるときにやる/リアクション次第ですぐに動く、みたいな働き方をしてると、稼働日なのか休日なのかがわかりづらい。自分でもその認識がぼやけてくる。その”メリハリのない中途半端さ”がよろしくなかったわけで、憑かれに繋がっていたのだ。

 べつに今に始まったことでもなく、定期的に、油断するとすぐ、その「休む」ことに対する意識が欠けてきてしまう。だから、本来は「働き方」を考えるよりも「休み方」を重視してスケジューリングしてしまったほうが自分には合っている。

 休日をフィックスしちゃえば、「明日はもう休みで何もしないから○○終らせておこう」とか「自分が休んでる間でも何かが動くように、投げれるボールは投げちゃおう」とかタスクを逆算しながら考えて、もろもろ組むことができる。

 一番ダメなのは「できなかったら明日やればいい」とか「フリーだからまぁいつでも作業はできるし」とかいうゆるみを持っていると、純度100%の休日を堪能できない。「メリハリをもって」を換言すれば、「開き直っちゃおう」であり、「働くときに働く! 休むときに休む!」というオンオフははっきりさせておく。

 外でPC作業するときに、充電器を持っていくことでだらだらと作業をしてしまうことを恐れ、充電器は持ち歩かないようになった。という日記をだいぶ前に書いたけど、「充電が切れる前にやることを終わらせる(そんために段取りをちゃんと考える)」みたいな感じに、休日の意識を強く持てるといいんだろうなぁ。

 それと、新たな仕事(企画)が生まれる瞬間って、わりとだらりと弛んでるときだったりすることが多い。追われていることに頭を持っていかれるときは想像力も創造力も弱体化する。いったん頭の中を”無”にして、「何をしてもいいよ」と自分に許可を与えられる暇(いとま)をつくることで、パァっと楽しいことが広がっていく。脳内パレードがおっ始まる。その暇づくりのための、休みの意識を明確にもつ。

 休みをつくって、暇をつくって、仕事をつくる。まあ、最終的には仕事のことにつながってきちゃってるけど(笑)。でもそういう仕事って「自分が仕事と思っていない仕事」だったりするから、負荷はかからないから悪い気もしないやつ。

 よし、今月の休日をカレンダーで固めていくぞ。

 

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