夏休みの前に書いたメッセージ

一学期間ご愛読ありがとうございました。たくさんの方に読んでいると声をかけていただき、ここまで書き続けることができました。先生方に読んでいただく以上、稚拙な文章は出せないと思い、自分でも驚くほど多くの本を読みました。とにかくたくさん読むことで、何かが見えてくるはずだと信じて続けていると、だんだんと本に導かれるような感覚を持ち始めます。もっとはやく出会えていればと悔やまれるような本もたくさんありました。そう思えば思うほど、まだ出会っていない良書を見つけ出さなければという思いがこみ上げてきます。
 本を読む時間がないという方も多いと思います。その気持ちは痛いほどわかるつもりです。それでもなお、お伝えしたいことは本を読む時間を作れば、予想以上に見返りがあったということです。私の場合は知識を増やすという目的があって、読書時間を強引に作り出したわけですが、今ではその目的は大きく変わっています。
 本には様々な効果があります。心を癒し、身体をも癒し、活力を生む。少々に動じず、余裕を生み、清々しさや感謝の念がこみ上げる。そういった本に出会うことは簡単ではないかもしれません。しかし、そんなものがあるなら、試してみる価値はあるでしょう。それこそ働き方が激変します。まるで宗教の勧誘みたいですね(笑)
 長期休業中でも忙しい先生方が多いとは思いますが、ぜひ読書の時間を作ってほしいと願いを込めて、一学期最後のメッセージとしたいと思います。
PS.「佳書」「読書尚友」という言葉を知っているでしょうか。私が最近出会った言葉です。もしよかったら調べてみてください。

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