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本格カレーをお家で簡単に!

夏になると食べたくなる料理の代表がカレー。
夏でなくても好きという人の方が多いかもしれない。

実の所、私はカレーがそれほど好きではありませんでした。
ここでいう好きでないカレーはルーで作った、“あのカレー”。
カレーうどんになるためのカレーだと思っています。

私が言う本格カレーはインド人が、本当はネパール人でしょうが、作っている店で食べるカレー。スパイスが効いているあのカレー。ナンと合わせて食べるあのカレーです。

そんなカレーを家でも作れると知ったのはダンチューのカレー特集を見てから。

これは去年のですが、今年もカレー特集が組まれていました。

自分でスパイスを調合して、自分好みのカレーを作りたいと思ったのです。
実際は叶っていません。というのもカレーのスパイスはごく少量で買うと、ものすごく高いです。キロ単位で買えばいいですが、そんなに毎日カレーではない我が家庭には合いません。また、スパイス系に怖いのがカビです。日本の蒸し蒸しした気候だと管理によってはカビできます。確か、去年のダンチュウには専用の保存容器が紹介されていたと思います。とにかく、キロで買うと何年ものになりそうなので買えません。

そこで私はカレー粉を買って好きなスパイスをそこに+αとして加えることにしています。
カレー粉は何種類か試したことがありますが、ギャバンのカレー粉が一番好きでした。大体40人分が基準になっていますが、具材をたくさん入れるせいか、実際は大さじ3(約18g)で10人前ぐらいできます。

ルーで買う方が安いと言われてしまうと確かにそうですが、カレー粉はスパイスしか入っていないので、その旨味のほとんどが野菜や肉にあります。自分好みのカレーにするのであれば、ルーの選択肢はないと思っています。

実際のレシピを紹介します。ごく簡単な説明で済ませてしまいますが。

①玉ねぎを炒めます。みじん切りにするのが面倒であれば、三日月型のスライスでもオッケーです。飴色になるまで炒めます。
②カレー粉大さじ1入れて軽く火を入れる。
③次に水を入れます。トマトチキンの時はここでトマト缶を投入します。
④ヨーグルトや生姜、そして大さじ1のカレー粉につけておいた肉を入れて、野菜を入れて煮込むだけです。
※煮込みの時間はおおよそでいいです。汁気をどのくらい残すかは好みです。水っぽいカレーが良ければ煮込む時間を減らしたり、水を増やせばいいです。野菜によっては硬さにばらつきがありますから、レンチンで対処すればうまくいきます。硬いじゃがいもやニンジンはレンチンで柔らかくして置きます。

どうでしょうか?
ざっくりとしたレシピ紹介でしたが、あまりキチキチしたレシピでは遊びができなくなります。カレーも前回紹介したピザも自分らしく、アレンジできるのが面白い料理です。分量をきっちり測るような無粋なことはしない方がいい。水を多く入れすぎたら少し煮込めばいい。野菜が硬くても同じ。

一応、今日作った夏野菜のカレーの材料を紹介します。

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玉ねぎ 多分1個ぐらい
じゃがいも 小ぶりのやつ2個
ズッキーニ 半分(ミネストローネのあまり)
なす 2本(長茄子じゃない普通の)
タコ (消費期限をかなり過ぎてた怪しいやつ。じっくり火を入れたから大丈夫かな?)

スープスットク。固形のコンソメを水の量に合わせてでもいい。
スープボーン(100gくらいあったと思う)
野菜の端材(玉ねぎの皮、先っぽ、芯のところ。じゃがいもの皮。先日食べたアスパラの固いところ。トマトのヘタ。腐ってなければ野菜の切り落としたところは全部入れてしまう。)
塩(ここはその時の水の量に合わせて)

カレー粉の大さじ1で水200mlをイメージしておけばいい。味見してスパイス感をもっと足したければ追加で入れればオッケー。

さあ、これで皆さんのお家でも本格カレーができます。最終的には自分が好きなカレーを作っていただければいいです。イカカレーでもいいし、豆カレーでもいい。私のお気に入りはほうれん草のグリーンカレーです。ほうれん草は安いですからたくさん入れられます。家でやると酸化して色が飛んでしまいますが、野菜の甘みが出て美味しいです。色をキープしてインスタ映えさせたければ、おそらく重曹と一緒にミキサーにかければ色を保てるたず。やるときはグーグル先生に聞いてほしいですが。料理は楽しく、のびのびやるのが一番です。楽しくなければ続きませんから。皆さんの良き料理ライフを祈っています。

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